インターネットはサイトの閲覧や動画の視聴に使うだけでなく、自宅で買い物ができるネットショッピングにも活用する人が多いと思われます。ソフトバンク光やAirなど、ソフトバンクの回線サービスに加入すればYahoo!ショッピングも便利になるのはご存知でしょうか?今回はソフトバンクのインターネットサービスオプションであるとく放題について紹介します。
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毎日のネットショッピングをサポート
とく放題はソフトバンクのインターネットに契約する際に選べるオプションです。契約すると毎月500円の月額が発生しますが、加入することでとく放題の専用ページから格安の商品を購入したり、日替わりの抽選プレゼントに参加できるなどの会員サービスが受けられます。
また、とく放題で買い物をするとベネポと呼ばれるサイト限定のポイントが溜まり、様々なサービスを受けることができます。このベネポは提携しているショップでも使うことができます。このように、とく放題はネットショッピングをより快適にサポートしてくれます。
3種類ある「とく放題」
ここまでに「とく放題」と言う言葉で説明をしてきましたが、実はソフトバンクのとく放題とは3種類あるオプションサービスなのです。「とく放題(B)」「とく放題(M)」「とく放題ライト」で分けられており、内容はほぼ同じサービスですが、それぞれの回線サービスによって名称が違っています。ちなみにBとMで分けているのは、BBとモバイルで分けているのだと予想されます。
今回の記事はソフトバンク光、ソフトバンクAirのオプションサービスとして説明しているものなので、記事中のとく放題とはとく放題(B)にあたります。
とく放題(B)
月額 | 500円 |
申し込み方法 | ソフトバンクの固定インターネット回線のオプションサービスとして申し込む 対象サービス:SoftBank光、SoftBank Air、Yahoo! BB、SoftBankブロードバンドサービス |
利用開始日 | 申し込みの2日後 |
主なサービス内容 | ・専用ページから会員価格で商品が購入できる ・コンビニなどで使える無料引換券の抽選プレゼントあり ・いつでも使える割引・優待特典を用意 |
ネットであんしんカード保険 | 保険期間中に盗難・紛失・不正使用などの金銭的損害を補償 |
とく放題比較
とく放題(B) | とく放題(M) | とく放題ライト | |
月額 | 500円 | 590円 | 300円 |
対応サービス | ソフトバンクの固定インターネット回線 | ソフトバンクのスマホ 対応機種:iPhone、スマホ、iPad、タブレット | iPhone 、スマホ、ケータイ、タブレット ※iPhone 、スマホの受付終了 |
サービス内容 | 会員価格での購入 毎日抽選の無料引換券 優待・割引 カード保険あり | 会員価格での購入 毎日抽選の無料引換券 優待・割引 Yahoo! JAPANサービス特典 あんしんサポート | 優待・割引 毎日抽選の無料引換券 |
まず、とく放題(B)ととく放題(M)、とく放題ライトの違いはインターネット回線かモバイル回線かの違いです。ソフトバンク光などのオプションとして申し込む場合はBとなり、スマホのオプションとして申し込むのがMになります。とく放題ライトは、以前は「とくするライフ」の名称で行われていたオプションで、2015年11月27日以降は現在の名称となっています。
BとMでは月額が90円違い、Bに対してMの方はYahoo!のショッピングクーポンや手厚い保証などサービスの量が違います。ライトはレジャーや旅行などの優待特典と毎日引ける抽選プレゼントのみの代わりに、月額料金が200円以上安いものとなっています。
通常のサービスではとく放題(B)がお得
一見するとたった90円出せばさらに保証が付いてくるとく放題(M)の方がお得に見えますが、とく放題サイトに表示されているあんしんサポートの説明文に気になる文字があります。限定特典...。さらに下の方に限定特典について注意書きがあり、よく見ると「サービスの利用は、あんしん保証パックに加入していることが条件」と書かれています。
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とく放題トップページ上部のあんしん・活用のページから |
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あんしんサポート説明下部にあんしん保証パック加入の条件が付け加えられています |
あんしん保証パックはスマホ・モバイル専用のオプションサービスで、とく放題とは別に月額が300~650円ほどかかります。あんしん保証パックに加入しないとあんしんサポートは受けられないので、通常のサービスで見ればとく放題(B)がお得なのです。
とく放題でベネポが溜まる
とく放題が提供しているサービスで買い物をすると「ベネポ」というポイントが溜まっていきます。1ベネポは1円で換算されており、100ベネポから利用できるTポイントなどと同じような企業ポイントです。
ベネポは上の図で説明しているアイコンが付いた商品に対応しており、とく放題やベネフィット・ステーションなどの対応したサービスで使用することができます。
ベネフィット・ステーションのポイントプログラム
そもそもベネポとは、福利厚生のアウトソーシングサービスであるベネフィット・ステーション会員限定のポイントプログラムです。仕事に就く従業員、その家族を対象として生活をサポートするものとして利用されています。ベネフィット・ステーションやとく放題で扱われている対応商品以外でも、Yahoo!ショッピングや楽天市場などのECサイトのポイントやWAONなどの電子マネーに交換して使用することも可能です。
WAONポイントに換えてコンビニなどで使える
ベネポから交換できるWAONポイントはイオンのATMやファミリーマートのFamiポートでも交換することができ、WAON加盟店で電子マネーとして使える利便性があります。ただの企業ポイントとしてだけでなく、電子マネーとして応用することができるのもベネポ、とく放題の最大のメリットとも言えるのです。
初回登録で1ヶ月無料特典
とく放題(B)は初回特典としてサービス登録時に1ヶ月間の無料期間が設けられます。もちろんとく放題(M)の方でも、機種変更を含む対象機種購入でも適用されます。無料期間は加入日から翌月の加入日前日となっており、それ以降は月額料金が発生します。
無料期間中は会員特典を利用してベネポを貯めたり、無料引換券の抽選なども制限なく利用できます。新規加入した人はお試しでとく放題を体験してみて、自分のライフスタイルにマッチしているようなら継続してみると良いでしょう。
とく放題の是非
ソフトバンク光の有料オプションにはYahoo!BB基本サービスが既にあります。そちらの方でもYahoo!ショッピングで買い物をすることもでき、Tポイントを貯めることもできます。わざわざ有料オプションのとく放題(B)に加入する必要があるのかと考えてしまうかもしれません。
確かにに多様なサービスでシステムが違うものを複数契約するのは管理も面倒くさく、いつも使っているECサイトがあればそちらで事足りてしまうかもしれません。日常的にネットで買い物をする人や、たまには気分を変えてみたいと言う場合、ラインナップに変化を求めるといった場合にはとく放題(B)という選択肢も悪くはないと思います。
先に説明したように、とく放題ではベネポを貯めることができ、対応している電子マネーに交換することができるというメリットもあります。生活の中の行動範囲が広ければ広いほど、使い方の幅を広げて活かすことができるのがとく放題の特長です。
無料期間で試しに利用してみよう
総括的に考えて、とく放題は決して必須ではない任意のオプションサービスです。ソフトバンク光の基本オプションの一つ、Yahoo!BB基本サービスのスタンダードプランの月額300円より200円高いものです。プレミアムでも50円高いだけで、とく放題以上と言えるコンテンツを用意しているのですから、比較するとより顕著に見えることでしょう。
とく放題(B)とYahoo!BB基本サービスを比べてしまうのも、ECサイトのポイントサービスや保証サービスといった同じようなサービスが有るからにほかなりません。決して必要ではない有料のオプションである以上は、自分のライフスタイルと照らし合わせて魅力を感じるかどうかで選ぶのが一番と言えるでしょう。
どちらのオプションサービスも任意で選択できるサービスですので、必要性を感じるのであればといった感じになります。幸い、とく放題には無料期間がありますので、まずはお試しでサービスに触れてみると良いでしょう。継続するか否かはその後で判断してみるのも遅くはないと思います。