最大10ギガの通信速度や安定したネット環境で人気の光回線「auひかり」。
ソフトバンク光やビッグローブ光などの光コラボが一般に普及してきた現在、提供エリアの広さこそ譲るものの、フレッツ光に負けないスペックとサービス内容を誇っています。
仮にauひかりから光コラボに乗り換えるとなった場合、以前と同等以上のサービスを受けられるのか気になりますよね?
そこで今回は、auひかりと光コラボの中でも人気の回線であるソフトバンク光を比較してみました。
Contents
auひかりの特徴
auひかりは自社の光ファイバーを使用しています。
光ファイバーは自社とNTTの敷設したものと両方使用していますが、品質にはさほどの違いがありません。では、「光コラボと何が違うのか?」、auひかりの特徴を解説しながら見ていきたいと思います。
回線速度
最大速度はauひかりが最大10ギガ、光コラボであるソフトバンク光は1ギガとなっています。
通信速度自体はauひかりの方が速いです。
理由として、先程もお伝えしましたがauひかりは自社の光ファイバーを使用しているのに対し、ソフトバンク光はフレッツ光など他社の光コラボの利用者が増えることで、回線が渋滞化して速度が出にくいことが原因の一つとして挙げられます。
そのため、auひかりは光コラボほど利用者が多くないため、自社の光ファイバーを使用した5ギガ・10ギガの高速通信が提供できているのです。
提供エリア
全国的に展開している光コラボに対し、auひかりは全国的とは言えない光回線です。
フレッツ光が使えてもauひかりが使えない地域はまだ多いのが現実です。ですが、提供開始当時より提供エリアを拡大し続けているauひかりは、今後も利用できる地域を広げていくことが予想されます。
現時点では光コラボの方に提供エリアで負けていますが、今後の展開に注目と言ったところでしょう。
【※注意※】auひかりは関西エリアで使えない
厳密に言うと少し違いますが、この地域でのauひかりはほとんど使えないと考えておくべきでしょう。
「なぜ利用できないのか?」については色々ありますが、関西エリアにはKDDIと業務提携を結んでいるeo光が展開しているということが考えられます。
eo光は関西電力のサービスエリアを対象として光回線を提供しており、auひかりが進出したら競合することになってしまいます。また、東海エリアにはKDDI傘下のコミュファ光が展開しています。
auひかりの設備・工事が追い付いていないと言う理由もあるかもしれませんが、それにしても関西エリアと東海地域だけ集中してることを考えると信ぴょう性のある話に聞こえませんか?
大手ケーブル会社のJCOMでも光1Gコース on au ひかりが提供されていますが、関西エリアでの提供予定はないと公式サイトで告知されています。
※画像はJCOMの公式サイトより引用
しかし、完全に使えないと言うわけではなく、一部の地域ではマンションタイプが利用できるところもあります。
このことからも、今後の運営方針などの動向があれば絶対に使えないとは言い切れません。
提供サービス
auひかりでは、KDDIのブランドであるauの名を冠したサービスが提供されており、インターネット以外にもKDDIの光回線を使った電話サービスやテレビサービスなども提供されています。
これらは全てauひかりの光回線を利用したauひかりの独自サービスになります。またauと言えば、auスマホと光回線のセット割引で「auスマートバリュー」が利用できます。
これらのサービスはどこの光コラボでも用意されているものなので、特に目新しいものではありません。
スマホと光回線のセット割引は、その光回線に対応しているキャリアが対象となっており、ソフトバンク光ではソフトバンクスマホが対象のセット割引となっています。利用しているスマホキャリアに合わせてネットを選ぶことでちょっとした節約にもなります。
ソフトバンク光とサービスで比較
auひかりのサービス内容を大まかに説明しましたが、光回線としては一般的な内容となっており、光コラボなどの光回線サービスが普及した現在ではあまり目新しさはありません。
しかし、KDDIブランドであるau独自のサービスなどauひかりにしかない良さもあり、ひとえに評価することもできません。
それでは、auひかりとソフトバンク光を比較してみましょう。
初期費用
auひかり | ソフトバンク光 | |
登録料 | 3,000円 (サービス追加は800円) | 3,000円 (新規・転用共に) |
工事費用 | ホーム:37,500円 マンション:30,000円 | 24,000円 (転用の場合はなし) |
初期費用には必ず事務手数料が発生しますが、auひかりは利用するサービスの登録料として費用が請求されます。
auひかりは最初の登録料以降、サービスの追加ごとに費用が発生しますが追加料金は最初の登録料よりも安くなっています。
一方ソフトバンク光の方は、フレッツ光を利用している場合は工事費不要で手数料のみになります。事務手数料は初期費用として含まれていますが、東日本と西日本のエリア間を引っ越した際に再度発生します。
フレッツ光を流用できるソフトバンク光の方が手軽であり、新規で比較すると工事費用はソフトバンク光の方が安いと言えます。
月額基本料金
auひかり | ソフトバンク光 | |||
マンション | ホーム | マンション | ホーム | |
月額料金 | 3,800円 | 5,100円 (3年目以降4,900円) | 3,800円 | 5,200円 |
割引プランなどを使えば多少変わってきますが、比較するにあたって両社共に基本的な月額料金を引き合いにしています。
月額料金はauひかりの方が若干安くなっていますが大きな差はなく、auひかりのホームタイプは継続することで割引されていき3年目以降は4,900円とソフトバンク光よりも安くなっています。
auひかり・ソフトバンク光共にルーターのレンタルは有料オプションとなっていますが、auひかりはスマートバリューを組むことで無料でレンタルが可能になります。
光回線は主に運営している事業者がプロバイダとなっており、光回線とプロバイダがセットとなった月額料金です。
光回線が運営するプロバイダのみ利用とするのが一般的ですが、auひかりでは7社のプロバイダから選べると言う特徴があります。
NTTのフレッツ光とプロバイダを利用していた人には、ネットユーザーにはなじみ深いプロバイダもあるので一応こちらもauひかりのメリットということになります。また、どのプロバイダを選んでも月額料金に違いはありません。
電話サービス
auひかり | ソフトバンク光 | |
電話サービス | auひかり電話 | おうちのでんわ ホワイト光電話 BBフォン |
基本料金 | 500円/月~ | 467/月~ |
共に自社の電話基盤を使ったIP電話を軸にした
- 国内通話無料
- 自社キャリアとの通話無料
- 通話料金8円/3分
と共通しており、基本料金にも大きな違いはありません。
auひかりには050番号への通話が無料になるサービスがあり、ソフトバンク光には固定電話サービスあるなど、特徴が差別化されています。
テレビサービス
auひかり | ソフトバンク光 | ||
テレビサービス | 基本料金 | テレビサービス | 基本料金 |
最大43の専門チャンネル | 1,980円/月 | ソフトバンク光テレビ | 750円/月 |
ビデオパス | 0円~ | ひかりTV | 2,500円/月~ |
スカパー! | 2,223円/月~ | ||
Netflix | 650円/月 |
テレビサービスはソフトバンク光が圧倒的なまでに充実しており、映像コンテンツにおいては業界でも屈指と言えるラインナップです。
さらに、モバイルコンテンツではスポナビライブと言ったスポーツのライブ動画配信なども行っております。
auひかりのビデオパスとは、自宅で動画をレンタルできるサービスです。映画やドラマなど様々なジャンルが約1万本のストックがあり、1本からでも見放題でもプランで選べます。配信されている動画には無料のものも含まれているため、お試し視聴にはうってつけです。
スマホとの割引サービス
auスマートバリュー | おうち割 | |
割引額 | 最大2年間2,000円割引/月 (3年目以降934円割引/月) | 永年1,000円割引/月 |
割引回線数 | 最大10回線 | 最大10回線 |
共にネットとスマホ・モバイル端末との組み合わせで割引が適用され、データ定額プランによって割引額が違う、家族にも割引が対応しているなど共通点の多いセット割引です。
しいて言えば3年目以降は、おうち割の方が若干割引額が高くなっています。
この辺はキャリアで選ぶといった感じですが、ソフトバンク光はソフトバンクスマホ以外にワイモバイルにも対応しており、光回線の1社1キャリアの割引という考えからしたら特殊なパターンです。
もともと月額が安いワイモバイルを、さらにお得にすることができるのもソフトバンク光だけの特権です。
キャリア以外で選ぶとすればソフトバンク光がお得
今回auひかりとソフトバンク光を比較しましたが、インターネットサービスで見るとソフトバンク光の方が若干お得といった印象があります。
インターネット選びは使っているスマホ・携帯のキャリアで選びがちですが、それだけに頼ってしまうと長期的に見た場合、出費が多くなってしまう可能性もあります。
auひかりはフレッツ光ではないため、光回線の乗り換えを行うと解除料金や撤去費用などの違約金が発生してしまうというデメリットがあります。
既に「auひかりを利用していて身動きが取れない…」という人のための救済策がソフトバンク光のあんしん乗り換えキャンペーンです。
他社回線からの乗り換えならソフトバンク光がお得
ソフトバンク光では、他社回線からの乗り換えで発生する違約金を最大100,000円まで負担する「あんしん乗り換えキャンペーン」が実施されています。
このキャンペーンがあるおかげで、多額の違約金を心配することなくソフトバンク光に乗り換えることができるのです。しかも2019年5月時点でキャンペーン終了日未定となっていて、いつでも好きな時に申し込めるのです。
また、ソフトバンク光では新規申し込みキャンペーンを他にも行っており、さらに高額キャッシュバックが手に入るチャンスでもあります。
このキャンペーンは代理店でも行われており、さらに代理店のキャンペーンとソフトバンク光のキャンペーン特典を同時に手に入れることができるのです。
詳しくはこちらの記事で紹介していますので、良ければ合わせて参考にしてみてください。
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ソフトバンク光のあんしん乗り換えキャンペーンの仕組みとは?
ソフトバンクの公式サイトでは、新たにソフトバンク光かソフトバンクエアーを申し込むと、乗り換え時に発生した他社回線サービスへの違約金や撤去工事費を満額還元する「あんしん乗り換えキャンペーン」を実施してい ...
ソフトバンク光を申し込むならこの2社の代理店がおすすめ
「あんしん乗り換えキャンペーン」はソフトバンク光の公式キャンペーンですが、代理店で申し込むことでも適用されます。
また、代理店では独自のキャンペーンも実施されているため、代理店で申し込むことでダブルで特典を受け取ることができます。
その代理店の中でおすすめなのが、「株式会社NEXT」と「株式会社アウンカンパニー」の2社です。
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この2つの代理店は
面倒な申請や手続きが必要ない
オプション加入も一切なし
キャッシュバックは最短2ヶ月後に振込
と、気軽に申し込めるおすすめの代理店です。
また、フレッツ光からの転用の場合でもキャッシュバック(15,000円)が受け取れるので、フレッツ光利用者にもおすすめです。
auひかりからの乗り換えを検討している方は、違約金を満額負担してくれて高額キャッシュバックを受け取れるソフトバンク光と上記の代理店がおすすめです。
ソフトバンク光なら回線工事中でもWi-Fiが無料貸し出し
仮に回線工事をするとなると開通するまではインターネットが使えない期間ができるものです。
しかし、ソフトバンク光では工事期間中にソフトバンクAirまたはWi-Fiモバイルルーターを無料で貸し出ししてくれる開通前レンタルを行っています。そのため、「ネットが使えない…」といった不便をしいられるなんてことも無くなるのです。
ソフトバンクAirはコンセントさえあれば使えるWi-Fi接続によるネットですので、自宅なら場所を選ばず直ぐに使える優れものです。
auひかり、または他社回線からの乗り換えを検討しているならソフトバンク光がとてもお得で便利です。
最後に他の光コラボについても知りたいと言う人には、こちらの記事でも比較してますのでぜひ参考にしてみてください。
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