2016年11月4日にアメリカで発売されたグーグルホーム。最近CMでもよく放送されているので気になっている方も多いのでは?
Android端末のサポートアプリ「グーグルアシスタント」の一環のスマートスピーカーとして開発された新商品です。音声を認識することでそれに応えるAIアシスタントのグーグルホームについて紹介します。
Contents
Googleアシスタント搭載のスマートスピーカー
※Google公式HPより引用※
グーグルホームはAndroid端末に導入されているスタンドアロン型アプリの「グーグルアシスタント」を搭載したスマートスピーカーでは聞き慣れない言葉ばかりでいまいちイメージができないと言う人も多いことでしょう。まずは、グーグルホームがどういったものなのかを、グーグルホームに関連する単語を一つずつ解説していきましょう。
グーグルアシスタントとは?
グーグルアシスタントは相手の声に反応し、AIが回答するグーグルが開発した人工知能ソフトウェアです。もっと簡単に言うと、声の質問に対して音声で回答するといったアシスタント技術のことです。iPhoneやiPadのサポートアプリ「Siri」や、Windows10のパーソナルアシスタント「Cortana」などもこれにあたります。
設定さえすれば、あとは「OK グーグル」の声をかければ適切な答えを瞬時に判断して回答してくれます。キーボードから文字を打つのとは真逆の、AIアプリとの対話形式の検索方法と言うことになります。グーグルアシスタントは単価の計算や目的地までのルート案内までにも対応しているため、従来の検索よりも、より緻密な答えを導き出してくれます。

グーグルホームの詳細
アメリカで先行発売されたグーグルホームは、のちに2017年10月6日に日本でも発売されました。グーグルホームの操作は会話型となり、先述のグーグルアシスタントを搭載したスマートスピーカーと言われるものです。ちなみにスマートスピーカーとは、無線通信機能と音声操作機能を搭載したスピーカーのことを言い、人工AIを搭載していることからも「AIスピーカー」と呼ばれることもあります。
2017年10月23日には同性能で小型化され、「40mmドライバー採用360 サウンド」を搭載した「Google Home Mini」が日本国内で発売されました。
音声と手動の両方で操作できる
グーグルホームは基本的には音声認識型の操作方法ですが、本体に直接手動で操作することもできます。手動操作の場合、本体についているボタン操作だけでなく、本体上部に触れてタップやスワイプ、長押しなどの感知型の操作方法もあります。基本的には電源は常時点けっぱなしでOKのようで、OFFにする時は直接電源を抜いてしまって構いません。
Google Home Miniとの違い
ほぼ同等のスペックであるグーグルホームとミニの違いはデザインとスピーカーの数が挙げられます。グーグルホームには2インチドライバと2インチデュアルパッシブラジエーターを搭載した高エクスカーションスピーカー仕様となっています。クリアな高音と迫力ある重低音を再現できることがスピーカーの特徴です。音楽機能を重視する場合にはグーグルホームの方に分があると言えます。
Google HOMEとGoogle HOME Miniの比較
国内発売日 | 定価 | 電源 | ポート | 同梱品 | |
---|---|---|---|---|---|
Google HOME | 2017年10月6日 | 14,000円 | 16.5 V、2A | サービス専用マイクロ USB ポート DC 電源ジャック | 電源アダプター |
Google Home Mini | 2017年10月23日 | 6,000円 | 電源:5V、1.8A | マイクロ USB ポート | 電源アダプターおよびケーブル |
グーグルホームでできること
日本国内販売から日も浅いグーグルホームの情報はまだ少ないものですが、公式ページではスタートガイドで機能や設定方法が確認できます。そちらを確認すれば何ができるかは分かりますが、一旦ここで、グーグルホームでできることを大雑把に紹介しましょう。
グーグルホームの機能
- 音楽・ラジオ・ニュース・天気予報を聴く
- テレビ・スピーカーなどの家電の操作ができる
- 検索機能
- タイマー・アラーム機能
- スケジュール作成
- 業務リストの作成
- スマホ探知機能
- 暗記機能
- 対話型ゲーム
簡単なところで上のようなことがグーグルホームでできます。できると言ってもグーグルホームのみでできる機能は限られており、音楽などのメディアを利用するにはそれぞれのコンテンツに同期させる必要があります。家電などと連動させるためにはリンクさせないといけないので、設定は忘れずにしておきましょう。
グーグルホームを最初に使う前にGoogle HOMEアプリをスマホにインストールする必要があり、「Google Play」か「App Store」でダウンロードしておく必要があります。逆を返せば対応しているスマホが無ければ設定できないと言うことになります。購入する前に手元のスマホのOSを確認しておくと良いでしょう。
Chromecastデバイスも搭載
グーグルホームにはクロームキャストのChromecast built-in機能が組み込まれており、対応する機器と連動することができます。クロームキャストと同等の機能を備えているわけですから、当然クロームキャストと同期した使い方も可能です。
クロームキャストにはマルチルーム機能も搭載されているため、グーグルホームを複数設置している場合は同期して操作させることも可能です。
グーグルホームはWi-Fi接続が基本
グーグルホームを機能させるには、電源にDC電源ジャックかUSBマイクロポートとWi-Fi接続が必要となります。グーグルホーム単体では対話式のゲームかアラーム程度でしか機能しません。
Wi-Fi規格は802.11b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)に対応しており、標準で高速無線通信が行えます。グーグルホームに対応した家電は冒頭で触れたもの以外に、Wi-Fi内蔵のLED照明や対応型の「ルンバ」など多岐に渡り、グーグルホームに指示をするだけで操作が可能となります。
クロームキャストを使えばYouTubeなどの動画にも対応して音声リモコン機能も使えます。例えばグーグルホームに「〇〇で〇〇を見たい」など動画のタイトルを指定してテレビ再生も可能です。
グーグルホームでインターネットはできる?
グーグルホームはあくまでWi-Fi接続の受信機として使用するものなので、インターネットはできません。グーグルホームはグーグルアシスタントとクロームキャストの機能を備えた互換機的なスマートスピーカーです。音声を認識してWi-Fiを受信することはできても回線を受信してネット接続をすると言うことはできません。
スマホなどから受信したネット動画をテレビに映したり、BS/CSなどのニュースや天気予報の情報データを音声で伝えることはできますが、ファイルの送受信などのパケット通信と言った類は現時点では仕様にありません。
Wi-Fi接続できなければ宝の持ち腐れ
以上のことから、グーグルホームはWi-Fi接続のある端末や家電と同期して命令をするサポートAIと言う立ち位置です。グーグルホーム単体ではできることは極めて少なく、Wi-Fiのない環境では(内容が限られた)対話ができる高額な目覚まし時計でしかありません。
当たり前のことですが、インターネットにはネット回線が必要です。グーグルホームはWi-Fiネットワークを選択して受信接続しているものであって、インターネットとは別物です。グーグルホームはインターネット目的と言うよりも家庭の暮らしを楽にさせるサポートツールとして考えるべきポジションなのです。
GoogleWiFiが新発売
GoogleWiFiはアメリカで発売されていましたが、日本でもようやく発売されました。
GoogleWiFiについてはこちらの記事に記述していますが、GoogleWiFiは、自分で電波を発生するのではなく、やはり固定回線が別途必要なWiFiルーターです。
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インターネットに繋げるなら光回線に申し込もう
グーグルホームはインターネットに繋げるための手段ではありませんが、あれば便利なサポートツールであることは間違いありません。グーグルホームをより活かすには、インターネットと組み合わせるのがおすすめです。
ネット回線にはWi-Fi接続のソフトバンクAirやauスマートポートなどもあり、クロームキャストを繋げて高速通信でネット動画などを視聴することも可能です。また、ソフトバンク光にはNetflixやスポナビライブなどの動画視聴コンテンツも多いので、クロームキャスト機能を活かすのにも最適です。
動画視聴コンテンツについてはこちらでも紹介しているので良ければご確認ください。
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