下り最大2Gbpsの超高速インターネットのNURO光は、これまで関東圏の一部でしか利用できない光回線でした。業界最速の通信速度と追加費用のないコミコミプランでお得な月額費用と、NURO光が利用できないことにもやもやしていた人も多かったと思われます。そんな折に2018年1月下旬より、関西・東海エリアでもNURO光のサービス提供されることが決定しました。
Contents
拡大エリアは東海4県・関西2府3県
新たに拡大される提供エリアは愛知県、岐阜県、静岡県、三重県の東海地方に、大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、兵庫県の近畿地方の併せて9つのエリアとなります。これまでNURO光は1都6県の関東エリアのみの提供サービスでしたが、来年からは初となる西日本でも利用することが出来ます。
NURO光 提供エリア | |
---|---|
関東エリア | 東京都 茨城県 神奈川県 群馬県 埼玉県 千葉県 栃木県 |
関西エリア | 大阪府 京都府 滋賀県 奈良県 兵庫県 |
東海エリア | 愛知県 岐阜県 静岡県 三重県 |
まだ全国の都道府県でも16のエリアでしか提供されていないNURO光ですが、今後も徐々にエリア拡大が宣言されていることからも期待が高まります。
NURO光とは?
そもそもNURO光はソニーネットワークコミュニケーションズから2013年4月15日に提供開始されて以来、現在まで業界最速の光回線としてインターネットサービスを提供し続けてきました。現在の光回線の主流が光コラボの登場が2015年2月と言うことを考えれば、それ以前より続いている言わば古参の光回線です。
基本の契約プランは2年契約と単年契約の2つのみ
NURO光の契約プランは2年継続利用のG2Vと単年契約のG2の2種類が基本の料金プランとなります。G2Vは契約満了月以外は解除料金の9,500円が発生してしまいますが、その代わりにネット回線、プロバイダ、無線LAN、セキュリティーサービスを全てまとめて月額基本料金4,743円とかなり安いことも特徴です。
実はNURO光はNTTが施設した使用されていないフレッツ光のダークファイバーを利用した光回線であるため、品質的にはフレッツ光と変わらない高品質で安定した光回線なのです。
速度の秘密は「G-PON」と呼ばれる伝送技術
元はフレッツ光と同じ光回線なのに、なぜ2倍の通信速度が出せるのか不思議に思う方もいることでしょう。その秘密はNURO光専用のホームゲートウェイの「ONU」と光ファイバーの伝送にEthernetフレームを利用した「G-PON」と呼ばれる伝送技術にあるからです。
インターネットは光信号と電気信号を相互変換することでネットワーク接続を可能にしています。ネットワークから送受信されるデータは光ファイバーを通って送られてきます。世界中から送られてくるデータを前述の技術で効率的にまとめ上げ、データ通信をよりスムーズに行うことを実現したのがNURO光です。
NURO光についてはこちらの記事でも紹介していますので、興味のあるかたはご確認ください。
-
世界最高速のブロードバンド「NURO光」の詳細について徹底解説!
光コラボの登場などで、高速通信の光回線が現在のインターネットの主流です。通信速度は下り最大1Gbpsは、かつて高速通信と言われたADSLの下り最大50Mbpsを遥かに超えるものです。最早家庭用のインタ ...
10Gbpsプランは今のところ拡大予定は未定
2Gbpsというだけでも凄いことですが、NURO光にはさらに上の10Gbpsの契約プランが存在します。現在の光回線の主流が下り1Gbpsからすれば10倍を誇る規格外の通信速度です。こちらは東京都と神奈川県の一部でしか利用できないというさらにエリアが狭い契約プランです。
残念ながら現在のところは提供エリアについては予定されておりません。しかし、一般家庭であれば10Gbpsでなければならない理由が見当たらないので、当分は焦る必要もないと思われます。
マンションプランはどうなる?
NURO光は戸建てか7階以下のマンションでしか利用できない光回線でもあり、たとえ提供エリアであっても該当する住居でなければ回線を引くことができません。以前のNURO光は2013年スタート時点では戸建て及び2階建て以下の集合住宅に限定されており、そこから5階建て以下、2017年の2月22日より7階建て以下まで引き上げられています。
このことからも、今後も高層階以上にも利用できる可能性も無いとは言い切れません。
また、NURO光を導入したマンションタイプの契約プランNURO 光 for マンションが2015年よりスタートしました。こちらは月額料金が2,500円と光回線の中でも破格の価格設定でも話題になりました。しかし、こちらの契約は少々特殊になっており、Hands-up会員への入会と導入しているマンション内の会員が4人以上いることが条件となっています。
色々と制約が多く、導入しているマンションも多くはないことから現状では西日本方面でのサービス提供が難しいものと思われます。ただ、これまでにも様々なNURO光のサービス改革が行われていることから、今後の展開も無いとは言い切れないでしょう。
NURO光の申し込み方法
NURO光への申し込みは、NURO光の公式ページかソニーネットワークコミュニケーションズが運営するプロバイダのSo-net公式から申し込むことが出来ます。既にSo-net会員になっている人は、インターネット接続の光回線からNURO光のコースを選択します。
申し込み窓口はどちらでも構いませんが、提供エリアの確認をして利用する地域が該当エリアなら手続きに進みます。
開通工事は2回必要
NURO光の特長の1つでもありますが、開通工事は屋内と屋外の2回行われます。いずれも立ち合いが必要となり、それぞれ10日前後の間隔があきます。大抵の場合は1ヶ月ほどで利用可能になるわけですが、提供エリアの環境によっては工事の決定まで2~3ヶ月かかってしまうこともあるので、工事日程がなかなか決まらない場合はその間もネットが使えないことを考慮しておきましょう。
NURO光はソフトバンクの電話回線が使える
NURO光はソフトバンクの電話回線が利用できると言うのも特徴です。NURO光はSo-netの光回線ですが、このことが原因でNURO光=ソフトバンクとよく勘違いされています。単にソニーネットワークコミュニケーションズがソフトバンクの電話回線を利用していることで、ソフトバンクの電話回線が利用できているのが真相です。
ソフトバンクが関わっているのは電話回線のみでネット回線には一切関わっておらず、ソフトバンクの所有しているネット回線はソフトバンク光のみとなります。
ホワイトコールやおうち割も使える!
ソフトバンクの電話回線を使っているので、当然ソフトバンクの電話サービスやスマホ割引のおうち割も利用できるのもNURO光のメリットです。ソフトバンクユーザーならスマホの月額が最大で2,000円まで割引され、ソフトバンク同士の電話回線なら通話無料などのお得な電話サービスが用意されています。
注意!ワイモバイルのスマホ割引は適用されない
ソフトバンクのスマホと言えばソフトバンクスマホとワイモバイルの2つが思い浮かびますが、スマホ割引が適用されるのはソフトバンクスマホだけなので注意が必要です。ワイモバイルはYahoo!のグループ会社の提供しているスマホサービスで、ソフトバンクはYahoo!のグループ会社です。ソフトバンク光のプロバイダであるYahoo!BBのグループであることから、NURO光ではワイモバイルの割引が一切適用されないのです。
ワイモバイルが割引される光回線はソフトバンク光唯一なので、おうち割を適用させたい方はソフトバンク光を利用するしかありません。
NURO光は代理店でも申し込める
光回線の申し込み窓口は公式以外にも代理店などでも行われており、NURO光も取り扱われています。代理店で申し込むメリットは、なんと言っても高額キャッシュバックなどの豪華な特典が受け取れることです。
光コラボに比べてNURO光を扱っている代理店は少ないですが、用意されている特典は決して見劣りするような内容ではありません。
NURO光の代理店ならアウンカンパニーがおすすめ!
代理店選びは受け取れるキャッシュバック額も重要ですが、いかに手軽に安心して利用できるかもポイントです。そこでおすすめしたいのは、NURO光の正規代理店である株式会社アウンカンパニーです。


こちらの代理店は光コラボも取り扱っており、高額キャッシュバックと手続きが簡単なことでネット上でも好意的な口コミの多い人気の申し込み窓口です。通常、ネットの評判は少しでも心証が悪くなると袋叩きに合うことが多いのですが、アウンカンパニーは悪評が全く見られないと言う本当に珍しい代理店です。
新規申し込みだけでPS4か30,000円ももらえてしまい、NURO 光 でんわとセットなら5,000円追加の35,000円ももらえてしまいます。キャッシュバック申請は回線申し込みと同時に行われるので手続き不要で、利用開始の1ヶ月後には振り込みされるスピーディーさも素晴らしいポイントです。
NURO光への利用申し込みはアウンカンパニーから始めることを強くおすすめします。
