VODやインターネットテレビなど、自宅で観られる映像サービスが多様化してきました。その中の一つに、Amazon.comが販売する「Amazon Fire TV」と言うものがあります。ネットやテレビのCMでも何かと話題になっているAmazonのFire TV(ファイアーTV)とはなんなのか、何ができるかを徹底紹介します。
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自宅で映像コンテンツが楽しめる「Fire TV」
2014年4月12日にアメリカで発売が開始されたAmazon Fire TVは、自宅で様々な映像コンテンツを楽しめるセットトップボックスです。略して「ファイヤーTV」と呼ばれるこの機器で、一体どうやって映像を楽しむことが出来るのか?それ以外に何ができるのかを解説しましょう。
観たいテレビ番組や映像をテレビに繋げて視聴できる
セットトップボックスをテレビに繋げることでAmazonビデオなどの様々な映像が視聴できるようになります。映像を観るためにはいくつかの方法があり、観たいタイトルをAmazonビデオから購入もしくはレンタルと言う形で視聴が可能になります。また、Amazonプライム会員になって年会費を支払えばいつでも好きなだけコンテンツを楽しむことができます。
もちろん映画だけでなく、見逃したテレビ番組などもライブラリから選んで観ることも可能なので、自宅で使えるレンタルビデオ店のような映像サービスと考えれば分かりやすいかも知れません。
各種VODにも対応している
ファイヤーテレビはAmazonプライムビデオだけでなく、HuluやNetflixなどの動画サービスにも対応しており、会員登録さえしていれば自宅でいつでも視聴することが可能です。インターネットTVのAbema TVやモバイル動画のスポナビライブといった動画配信サービスにも対応しています。
携帯サイズのFire TV Stickもある
ファイヤーTVにはセットトップボックス以外にも携帯可能なコンパクトサイズのFire TV Stickが販売されています。持ち運びに簡単な携帯サイズで、接続できればいつでもファイヤーTVのコンテンツが楽しめます。セットトップボックスと比べて低価格で設置場所を選ばないと言うメリットもありますが、外部ストレージなどの対応できるデバイスの制限があります。
どちらでも基本的な使い方は変わらず、メリットとデメリットが存在するので、自分のライフスタイルなどに合わせて選ぶと良いでしょう。
音楽配信サービスも利用可能
ファイヤーTVはAmazonの音楽配信サービスAmazonプライムミュージックにも対応しており、ポッドキャストやネットラジオに繋げることも可能です。テレビの画面を使って音楽や音声を聴くメリットを問われると説明に困りますが、アーティスト情報や歌詞などを視覚的に参照することが可能です。
撮った画像をテレビで見られる
Amazonが提供するスマホやパソコンからの画像を共有することが出来る画像専用のストレージAmazonプライムフォトに収めた画像をテレビで閲覧することも可能です。端末からストレージにアップロードした画像を大画面で閲覧しながら思い出を振り返るなどの楽しみ方ができます。
気に入った写真をファイヤーTVのスクリーンセーバーにすると言った使い方も可能です。
ゲームが遊べる
Amazonではゲームアプリも配信されており、それらのゲームをファイヤーTVを使ってテレビ画面でプレーすることが可能です。ゲームのラインナップは無料から有料まであり、一人で楽しむものから大勢でワイワイ楽しめるものなど様々です。コントローラーは別に用意する必要がありますが、ゲーム機として使うことも可能です。
ファイヤーTVのスペック
Fire TV | Fire TV Stick | |
価格 | 8,980円 | 4,980円 |
解像度 | 最大 60fps・4K Ultra HD | 最大 60fps・1080p |
HDR-10対応 | あり | なし |
プロセッサ | クアッドコア 1.5 GHz | クアッドコア 1.3 GHz |
メモリ | 2GB | 1GB |
ストレージ | 8GB | 8GB |
音声認識リモコン | あり | あり |
音声認識付きリモコンアプリ | あり | あり |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Audio |
Wi-Fi | デュアルバンド デュアルアンテナ 802.11ac (MIMO) | デュアルバンド デュアルアンテナ 802.11ac (MIMO) |
上が2017年12月時点での現行のスペック比較となります。旧型は有線でしたが、現行モデルでは無線接続仕様での販売となります。有線の方が安定しているという考え方から旧型を買い求める人もいますが、旧型は11,980円と新型機より3千円ほど高くなります。
現行のファイヤーTVはよりミニマル化され、従来のボックス型よりさらにコンパクト化されています。スティックタイプよりは数周り大きいサイズですが、携帯できるほどに小型化されています。表現としては適切ではありませんが、ここではあえてセットトップボックス型呼ぶことでスティック型と差別化していきます。
性能面で見るとセットトップボックス型はスティック型より勝っていますが、スティック型も視聴に耐えられるレベルの性能を保有しており、そこまでの高性能を求めないと言う人にはスティックで十分と言えます。
セットトップボックスに同梱されているリモコンには音声認識機能が備わっており、スティックの方は別売りされています。最低限の機能で映像コンテンツを楽しみたいと言う方にはスティックがおすすめです。
Miracast対応でファイヤーTVの幅が広がる
ファイヤーTVはMiracastに対応しており、通常はファイヤーTVで再生できないものをミラーリング機能を使えば再生させることも可能です。
Miracast対応端末
- Fire HDXタブレット
- Fire HD 8(第5世代)
- Fire HD 10(第5世代)
- Android 4.2(Jelly Bean)以降を搭載した端末
公式で公表されている対応機種は上記のものになり、それ以外は動作や音声再生などが保証されていません。また、第3世代もミラーリングに対応していないので、ミラーリング機能を試す前に仕様書をよく確認しておくと良いでしょう。
ファイヤーTVを観るのに絶対必要なもの
設置、またはテレビに接続することが大前提のファイヤーTVですが、利用するためには必要不可欠なものがあります。購入したからと言ってすぐにコンテンツが利用できるわけではなく、最低限の環境が必要になります。ファイヤーTVを観るための条件を今一度おさらいしておきましょう
必要不可欠な環境
- ファイヤーTV本体(有線・無線いずれか1つ)
- HDMI入力端子のついたテレビ
- インターネット環境
- 電源もしくは充電
1番目と最後は当然として、他は絶対に欠かすことのできない要素です。現在主流として売られているAV機器にはHDMI端子が標準装備であることがほとんどですが、少し前の機器になるとHDMI端子が付いてない場合もあります。購入前には自宅のテレビの接続端子を確認しておくことをおすすめします。
そして3番目ですが、ファイヤーテレビのコンテンツは全てネット配信です。配信されるためのネット環境が無ければ、そもそも観ることすらできません。AmazonプライムビデオなどのVODはストリーミング再生が基本となっており、通信速度も考慮しておかないと再生途中で画面がフリーズするなどスムーズな視聴が期待できなくなります。
おすすめは光回線
ネット配信サービスであるファイヤーTVを利用するなら、安定した高速通信が可能な光回線がおすすめです。現行タイプはWi-Fi接続が主流となっており、有線のインターネットサービスでは無線LANを別に用意する必要がありますが、低予算で無線LAN機能を備えたルーターをレンタルしているインターネットサービスを紹介しましょう。
ソフトバンク光とNURO光ならお得に無線接続が可能
今回紹介するインターネットで上記2つのネット回線は無線LANルーターを基本サービスでレンタルしています。ソフトバンク光は光BBユニットと言う有料のオプションが必要ですが、NURO光は無線LANルーターとセットでサービスが提供されています。
コスパ的にはNURO光の方が高いのですが、提供エリアが狭いと言う欠点があります。逆にソフトバンク光は提供エリアが全国的に普及されており、ほぼどこでも利用することが可能です。また、ソフトバンクかワイモバイルのスマホを利用していれば、セット割引のおうち割が適用されてスマホにレンタル料金もセットで割引が適用されます。
ソフトバンクには高速無線通信のソフトバンクAirも提供されており、こちらは電源さえあれば自宅のどこからでもネットに繋げることが可能です。おうち割はソフトバンクAirにも適用されるので、こちらも合わせて検討すると良いでしょう。
詳しくはこちらの記事でも紹介してますので、興味がある方は参考にしてみてください。
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代理店からならキャッシュバックでお得!
ソフトバンク光とAirは公式から申し込めば24,000円のキャッシュバックサービスが実施されていますが、代理店からでも公式キャンペーンを適用することができます。ソフトバンク光の代理店は数多くありますが、その中でも株式会社NEXTとアウンカンパニーの2社は高額で選べるキャッシュバックが用意されています。
NEXTとアウンカンパニーなら簡単に高額キャッシュバックがもらえる
NEXT | アウンカンパニー |
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どちらも新規で申し込めば最大37,000円のキャッシュバックが手に入り、転用でも15,000円もの現金が受け取れます。両社ともキャッシュバックパターンが2通りあり、現金と無線LANのセットもあります。
今回紹介する2社はキャッシュバック申請が申し込みと同時に行われ、最短2ヶ月で銀行振り込みが完了するお手軽な申し込み窓口です。インターネットを申し込むのであれば、こちらの代理店を利用するのがおすすめです。
