インターネットを解約するきっかけは、「今より速度が速いのを使いたい」「もっと安く利用したい」など人それぞれだと思いますが、回線の解約には違約金がつきものです。
また、長く継続利用してもらいたいという事業者側の考えから、解約方法についてはあまり詳しく触れないようにしているケースも多くみられます。
それでも解約をしたいという人のために、今回はauひかりの解約方法や解約時の注意点についてご紹介していきます。
auひかりの解約の手順
auひかりは、ソフトバンク光やビッグローブ光などの光コラボに次いで人気の高い光回線です。安定した回線の品質やauスマホとの割引「auスマートバリュー」など、愛用者が多い理由も揃っています。
しかし、フレッツ光に比べて
費用が若干高め
提供エリアが西日本側では狭くなる
などのデメリットもいくつかあり、そういった様々な理由で解約を考えている方もきっと多いはずです。
解約までの手順
まず始めにauひかりの解約方法についてですが、契約しているプロバイダによって解約方法が少し違ってきます。
auひかりは光回線では珍しくプロバイダを選べる回線です。ネットとプロバイダを別に契約する必要のあるインターネットでは、それぞれで解約手続きを行わなければいけません。
au one netで契約している人はauからの手続き
解約方法はWEBか電話の2通りの方法から選べます。
WEBからの場合はMy auにログインしてから解約手続きに進み、電話の場合は以下どちらかの番号に連絡して手続きを行います。
0077-777(通話料無料)
繋がらない場合は(0120-22-0077)
受付時間:9:00~20:00
au one net以外のプロバイダの場合
利用しているプロバイダがau one net以外の場合、各プロバイダへ電話して解約手続きをしなければなりません。auひかりの提供をしているKDDIへ解約の電話をしても、結局プロバイダへ回されるので時間のムダです。
プロバイダ | 連絡先 | 対応時間 |
@nifty | ナビダイヤル 0570-03-2210(有料) IP電話、海外、携帯定額制プランから 03-5860-7600(有料) | 10:00~19:00(365日) |
@TCOM | 0120-805-633(無料) | 平日 10:00~20:00 土日祝 10:00~18:00 |
ASAHIネット | 固定電話 0120-577-108(無料) 携帯・PHS・IP電話 03-6631-0856(有料) | 10:00~17:00(平日) |
BIGLOBE | 固定電話・携帯電話・PHS 0120-86-0962(無料) IP電話など 03-6385-0962(有料) | 9:00~18:00(365日) |
DTI | 0120-830-501(無料) 03-5749-8091(有料) | 10:00~17:00(平日) |
So-net | 0120-80-7761(無料) | 9:00~18:00 (1月1日・2日および指定のメンテナンス日を除く) |
解約時に発生する違約金について
auの解約手続きは以上ですが、手続きが済んだだけでは終わったことにはなりません。
それは、これまで利用していた回線の撤去工事や利用料金などの清算が必要になるからです。
契約プランによって契約解除料金は異なる
auひかりの場合、「ずっとギガ得プラン(3年契約)」や「ギガ得プラン(2年契約)」などプランによって、解約時の解除料金が異なります。
ホームタイプ | マンションタイプ | |||
契約プラン・期間 | ずっとギガ得プラン (3年契約) | ギガ得プラン (2年契約) | お得プランA (2年契約) | 標準プラン (契約期間なし) |
契約解除料金 | 15,000円 | 9,500円 | 7,000円 | プロバイダによる |
auひかりの契約プランで、マンションタイプのみ契約期間のない標準プランがありますが、こちらは契約しているプロバイダによって解除料金が変わってきます。
プロバイダサービスの契約解除料金の支払いシステムは各プロバイダでの契約状況を確認したほうが良いでしょう。
契約解除料はいずれのプランともホームタイプの方が高くなり、3年契約の「ずっとギガ得プラン」では15,000円が請求されます。
契約更新期間は2ヶ月間の猶予がある
契約解除料金は、更新期間以外での解約時には必ず発生します。
auひかりの更新期間は2ヶ月間の猶予が与えられるため、この期間での解約には解除料金(違約金)がかかりません。
2年契約(24ヶ月) | 3年契約(36ヶ月) |
![]() | ![]() |
契約期間は利用開始月を1ヶ月目と数えるため、2年契約の場合は2年後の25・26ヶ月目、3年契約の場合は37・38ヶ月目が契約更新期間となります。
ただし、ずっとギガ得プラン・ギガ得プラン共に
ご契約のプロバイダが、@nifty、@T COM(アットティーコム)、ASAHIネット、au one net、So-net、JPNE、Linkclubの場合となります。その他、プロバイダをご契約の場合は、更新期間は1カ月となります(2016年7月1日時点)。
※au公式サイトより引用
と公式サイトにも記されているように、プロバイダによっては契約更新期間が1ヶ月しかないので注意しましょう。
契約更新期間が2ヶ月のプロバイダ |
・@nifty ・@TCOM ・ASAHIネット ・au one net ・So-net |
auひかりの解約までの注意点
違約金が発生する基本的な仕組みは前述までに記したとおりですが、これ以外にも気を付けなくてはいけないことがまだ残っています。
「全て片付いた」と思っても、予想だにしない出費なども考えられるのでそちらについても説明していきます。
初期工事費用の残額が一括請求される
auひかりを契約した時に初期費用として登録料と工事費用を支払う必要があります。
工事費については30回もしくは24回の分割払いとなっており、払い終わっていな状態で解約すると残額分が一括請求されることになります。
ホームタイプ | マンションタイプ | |
初期工事費 | 1,250円 × 30回 = 37,500円 | 1,250円 × 24回 = 30,000円 |
完済までの利用月数を計算すると、ホームタイプは2年半、マンションタイプは2年間になります。
マンションタイプは2年目の翌月には契約更新期間になるので、その期間に解約すれば違約金もかからずキリ良く解約することができます。しかし、ホームタイプは契約更新期間までに半年残っており、完済のタイミングが中途半端な時期と言えるでしょう。
レンタル機器の返却が必要になる
auひかり(KDDI)やプロバイダからルーターなどをレンタルしている場合は、当然返却する必要があります。返却手続きは、解約手続きが終了してから10日前後で届く返却用の伝票で指定の場所に郵送する必要があります。
手続き前の返却は解約として扱われないので、必ず事前に解約手続きを終わらせてから返却しましょう。仮に手続きなしでの返却を行った際、機器の破損や紛失などがあった場合には高額な違約金を請求されるケースがあります。
メールアドレスが使用できなくなる
これは仕方のないことですが、メールアドレスも消滅します。
フリーのメールアドレスを使用している場合はそこまでの痛手ではありませんが、公的なものや重要な取引にメインアドレスとして使っている場合は少々面倒になったりします。
また、ひかり電話を利用している場合、電話番号の変更が必要になるケースもあります。
NTTから発番された電話番号であればポータビリティを利用すれば移転(有料)も可能ですが、auひかり電話で発番された番号は消滅してしまうので注意しましょう。
住居のオーナー次第で撤去工事費用が発生
マンションタイプの場合に気を付けないといけない点ですが、住居のオーナーが光配線など設備の撤去を要求する場合は撤去工事費用が発生します。撤去工事費用は10,000円ほどがかかりますが、オーナーの意向でそのまま設備を残す場合には費用は発生しません。
引っ越しの場合でも一度解約する必要がある
auひかりでは引っ越しによる移転する場合、一度解約手続きを行う必要があります。
移転先で継続利用する場合でも再契約する必要があり、契約プランやプロバイダによっては違約金が発生します。
契約解除料については
auひかり ホーム「ギガ得プラン(2年契約)/ずっとギガ得プラン(3年契約)」もしくは、auひかり「お得プラン/お得プランA」をご利用中のお客さまが、お引っ越しにより途中解約(更新期間以外で解約)となる場合、お引っ越し先でauひかりホーム「ギガ得プラン(2年契約)/ずっとギガ得プラン(3年契約)」もしくは、auひかり「お得プラン/お得プランA」、auひかりマンションミニギガまたはauひかりマンション(一括型を除く)を引き続きご利用いただける場合に限り、契約解除料9,500円の請求は致しません。
※au公式サイトより引用
とあるように、契約プランを引っ越し先で継続利用する場合は契約解除料は免除されますが、工事費用については再度かかることになります。
さらに、引っ越し先がauひかりの提供エリア外の場合、再契約はできないので契約解除料もそのまま支払う必要があります。
違約金はキャッシュバックでまかなおう
auひかりは引っ越しの時でも解約をする必要があり、その際にも面倒な手続きや高額な工事費用・違約金などが発生します。
継続利用したくても場合によっては提供エリア外だったりすることも十分に考えられるため、解約による高額費用が発生する場合は乗り換えを検討したほうが良いと思われます。
そこで、乗り換え先の光回線の候補として、キャッシュバックのある光回線をおすすめします。
ソフトバンク光は他社からの乗り換えで最大10万円キャッシュバック
※画像はSoftBank公式サイトより引用
他社回線への乗り換えは高額な違約金が発生することがネックで、乗り換えになかなか踏ん切りがつかない人も多いと思われます。
そこで今回ご紹介するのが、ソフトバンク光の「あんしん乗り換えキャンペーン」です。
このキャンペーンは、他社回線で発生した契約解除料金(違約金)・撤去工事費・初期工事費用の分割金といった違約金を、最大100,000円までキャッシュバックしてくれるお得なキャンペーンです。
解約や引っ越しなどで予期せぬ高額請求があった場合、おすすめできる光回線です。
ソフトバンクエアーも無料貸し出ししてくれる開通前レンタルも実施中
新たに契約すると回線工事の都合で一定期間ネットが利用できなくなるものですが、ソフトバンク光では工事期間中にWi-Fiの無料貸出サービスを実施しています。
ソフトバンクエアーやWi-Fiルーターが利用できる開通前レンタルサービスもソフトバンク光の特長の一つです。
ソフトバンクエアーが利用できない地域や住居ではWi-Fiルーターをレンタルしてくれますので、ソフトバンク光が開通するまでも安心してインターネットが利用できます。
代理店なら公式キャンペーンと同時に特典を受け取れる!
さらに、ソフトバンク光の代理店では代理店のキャッシュバックと公式キャンペーンを同時に受けられるのでとてもお得です。
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上記代理店の「株式会社NEXT」と「株式会社アウンカンパニー」は、高額なキャッシュバックが受け取れるおすすめの代理店です。
SoftBankの公式キャンペーンはもちろん、ソフトバンク光の申し込みだけで高額キャッシュバックが
面倒な申請・手続きが不要
有料オプションの加入は一切なし
開通してから最短2ヶ月後に現金振込
と利用者にとって良いこと尽くめです。
新規だけでなく、転用の場合でもキャッシュバック(15,000円)が受け取れるので、現在フレッツ光を利用中の方にもおすすめしたい代理店です。
auひかりからの乗り換えを検討している方は、違約金を満額負担してくれて高額キャッシュバックを受け取れるソフトバンク光と上記の代理店を利用しましょう。
ソフトバンク光についてはこちらの記事でも紹介しているので、よろしければ参考にしてみてくださいね。
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