現在利用中のネット回線に何らかの理由で乗り換えや解約を検討する場合、今の回線を解約する必要があります。解約方法はHPにも記載されていますが、「いまいち分かりにくい」「何か他に注意点があるんじゃないか?」そういう人たちのために、今回はOCN光の解約手続きと注意点について徹底紹介します。
Contents
解約方法と注意点
解約するだけであればHPの解約手続きのページを見るだけですが、解約に伴う影響などは各契約ごとに調べていかないと分からないことが多いものです。ここでは解約の詳細と注意点を分かりやすく紹介していきましょう。
解約は光回線だけかOCNのサービス全てなのか?
解約には2種類あり、契約プラン(OCN光)かOCNのサービス自体を解約かになります。ここではOCN光の解約を紹介していますが、一応OCNの解約方法についても説明します。
OCN光の解約窓口
カスタマーズフロント フリーダイヤル
0120-506506
受付時間 10:00〜19:00(日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)以外)
OCN光の解約は上記フリーダイヤルでの受付となり、こちらで解約手続きを行います。特に必要なものは明記されていませんが、一応契約時のIDなどを用意しておくと良いでしょう。
OCNの全契約の解約に必要なもの
- OCN会員登録証
- お申し込み内容のご案内
- 上記いずれか
上記のいずれかを用意し、OCNのフォームページから解約手続きを行います。こちらからの手続きは、OCNが提供しているサービスの全てが対象となっており、OCN光、OCN光電話サービス、モバイルサービスの全てが使えなくなるのでよく考えてから利用しましょう。
契約プランによっては違約金が発生する
OCN光には2年間の継続利用を約束する2年自動更新型割引が用意されています。こちらを利用している場合、契約期間中の解約には11,000円の違約金が発生します。
違約金が発生しない条件には契約期間後の契約更新月で解約する必要があり、この期間中だけ違約金が発生しません。更新月は契約開始月を1ヶ月目と計算し、25~26ヶ月目の2ヶ月間の間と定められています。
単純計算として契約後の2年後~2年1ヶ月後が違約金が発生しない期間となり、更新月を過ぎたらさらに2年後~という風に計算することになります。
違約金が発生しない更新月
- 契約開始月から25~26ヶ月目(24~25ヶ月後)
工事費用を分割の場合は一括請求
ネット回線を契約した時に工事費用の支払いがありますが、分割支払いを選んだ人は解約時に残額を一括で請求されます。さらに言えば、フレッツ光からの転用者でフレッツ光の工事費用を分割支払いしている場合にはそちらを請求されることになります。
工事費用の分割払いは初回+30回で統一されており、住居タイプによって支払額も変わってきます。
住居タイプ別分割払いの目安
- ホームタイプ:18,000円 × 30回
- マンションタイプ:15,000円 × 30回
- フレッツ光の工事費用残額がある場合にはそちらを一括請求
24,000円 = 1,000円 × 24回
転用したばかりで解約するとは思えませんが、可能性としては0ではないので一応記載しておきます。OCN光は初回は3,000円が義務となっており、2回目以降がそれぞれ600円と300円ずつでキリ良く30回で終わる計算となっています。
完済までに30ヶ月かかる計算ですので、更新月から4ヶ月後に分割払いが終了となります。仮に更新月で解約するとなれば以下になります。
25ヶ月目で解約 | 分割金残額:3,600円、もしくは3,000円 |
26ヶ月目で解約 | 分割金残額:3,000円、もしくは2,500円 |
違約金の11,000円を考えれば更新月での解約が一番出費が少ないとも言えます。早期解約になると残額も多くなるので、基本的には長期利用を見越して契約するべきでしょう。
レンタル機器は必ず返却する
解約するとなればレンタルしている機器は必要がなくなるので、OCNに返却する必要があります。レンタル機器は解約手続きが終了するまでは手元に残しておく必要があり、手続き前に返却して万が一破損や紛失などの場合には一切補償されません。
解約手続き後に返却手続きをOCN側から説明され、返却用の箱を送られてくるので、それまでは大切に保管しておきましょう。
OCN光の解約方法のまとめ
解約までの手続きと注意点をいくつか並べましたが、改めておさらいをしましょう。解約方法だけであれば、カスタマーフロントへの電話で解約を申し込むのみです。その他の注意点は主に違約金とOCNのサービスが利用できなくなるといった点です。
OCN光の解約手順
- カスタマーフロントに電話をする
0120-506506
OCNの全サービスを解約するなら、契約IDかお申し込み内容のご案内を用意してWEBから
解約前の注意点
- 2年自動更新契約の場合は、更新期間中の解約には違約金が発生する
違約金:11,000円
更新月:利用開始月を含む25~26ヶ月後
- 工事費用分割金の残額は解約時に一括請求
30回払いのうちの利用月数から引いた残額
フレッツ光からの転用の場合で工事費用を分割している場合はその残額 - OCN光で利用しているサービスは使えなくなる
OCNのメールアドレスや光電話サービスの番号など
電話番号はNTTの電話番号に限りポータビリティで移転可能
違約金をチャラにする方法
発生した違約金をゼロにする方法はありませんが、別の手を使えば違約金を実質チャラにする方法がないわけではありません。その方法とは、ズバリ言うとキャッシュバックです。それではキャッシュバックについて紹介しましょう。
他社回線からの乗り換えキャッシュバック
現在の光回線を解約した後も他社回線でのインターネット利用を検討している方は、乗り換えキャッシュバックを利用するのがおすすめです。
2019年10月現在、auひかりとソフトバンク光では他社回線からの乗り換えで違約金を負担する乗り換えキャッシュバックを実施しています。
光回線 | キャンペーン名 | キャッシュバック額 | 適用条件 |
auひかり | auひかり新スタートサポート | 最大3万円 | auスマートバリュー対象回線以外 上記で違約金が発生した場合 |
ソフトバンク光 | あんしん乗り換えキャンペーン | 最大10万円 モバイルは42,000円まで | ソフトバンクグループ以外の回線 上記で違約金が発生した場合 |
他社回線からの乗り換えキャッシュバックは、前回線で発生した違約金に対しての負担が基本的な適用条件です。違約金が発生しなければキャッシュバックは適用されません。しかし、更新月での解約のタイミングの難しさなどを考えると多くの人がキャッシュバック対象になると思われます。
上記の比較で見ればauひかりよりもソフトバンク光のほうが適用条件は緩く、しかもキャッシュバック額の上限が高いというのが特徴です。
乗り換えキャンペーンは両社とも特に期間を設けておらず、いつでも気軽に乗り換えができるように新規を受け入れられる状況です。しかし、auキャリアを持つauユーザーにとっては、auひかり新スタートサポートは少々不便なキャンペーンと受け取れます。
代理店から申し込む
もう一つのキャッシュバックは代理店からの申し込みです。代理店では新規申し込み、窓口によっては転用でも適用される場所もあります。
代理店というとキャッシュバックの条件に多くの有料オプションや不要な契約に加入するイメージを持つ人も多いと思われますが、ちゃんとした窓口を選べばそういった代理店を避けて高額キャッシュバックを得ることができます。
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例えば、上記の株式会社NEXTやアウンカンパニーでは不要なオプションを必要とせず、申し込みだけで高額キャッシュバックが受け取れます。また、ソフトバンク光への申し込みなら公式の特典も同時に受けられる2大キャンペーンが適用されるので、こちらのほうが断然お得です。
ソフトバンク光は工事期間中もWi-Fiが無料で使える
さらにソフトバンク光では、工事期間中にWi-FiサービスのソフトバンクAirを無料で貸出する「開通前レンタルサービス」も実施しています。
こちらのサービスは、通常は工事期間中のネットができない期間のフォローとして、ソフトバンクAirが郵送されてきます。利用条件は申し込みの際の開通前レンタルの項目でチェックを入れるだけなので、一切の手間も費用も掛かりません。ソフトバンクAirが提供エリア外の方には、例外としてPocket Wi-Fiが送られてくるのでネットに触れない時期を作らせません。
もちろん、こちらも公式のサービスですので、代理店からの申し込みでも利用できるサービスです。
キャッシュバックとWi-Fi無料レンタルでソフトバンク光がお得!
他社回線の解約には違約金がつきものですが、このようにソフトバンク光に申し込めば違約金を負担してもらえるうえに、工事期間中はソフトバンクAirでネットが楽しめる特典が用意されています。
また、代理店を使えばさらにお得な特典もついてきて、他社回線からの乗り換えをスムーズに行えます。
現在OCN光の解約を検討している方は、乗り換え先の光回線はソフトバンク光にすることをおすすめします。