大手総合商社の丸紅の光コラボであるMarubeni光の違約金が高いともっぱらの噂です。ネットの解約には違約金がつきものですが、高額な違約金はネットの乗り換えを困難にする要因です。今回は噂のMarubeni光について解約の手順から注意事項を徹底紹介します。
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解約の手順と諸注意
解約の手順や諸注意などは「お申し込みのお客さまへ - 丸紅テレコム」に一覧が掲載されています。そのまま引用するには細かいことと文章量が多すぎるので、要点だけをかいつまんで紹介します。
解約申請はフリーダイヤルから
基本的にMarubeni光の解約申請はフリーダイヤルからのみとなっており、平日の受付時間中での連絡が必要となります。受付開始時間に15分ほどの間が空くので、そこだけは注意しましょう。
お申し込み・料金・契約変更・契約解除 等に関するお問い合わせ 0120-152-602 (フリーダイヤル) 営業時間:平日 9:15~18:00 |
契約解除で発生する解除料金
いわゆる違約金ですが、Marubeni光では東西でプランが分かれており、さらに光コラボなのにプロバイダとの別途契約も必要になります。各プラン・契約を把握しておかないと違約金が重なって発生するので気を付けておきましょう。
各契約プランの違約金
固定IPコース | 12ヶ月以内 | 3,500円 × 最低利用残月 |
にねん割 | 24ヶ月以内 | 9,500円 |
3ねん割 4ねん割 | 1ヶ月目~12ヶ月以内 | 36,000円 |
13ヶ月目~24ヶ月以内 | 24,000円 | |
25ヶ月目~36ヶ月以内 | 12,000円 | |
38ヶ月目以降 | 9,500円 | |
MarubeniBB アンバンドルコース | 3~4年単位の更新 | 5,000円 |
MarubeniBB 固定IPコース | 12ヶ月以内 | 3,500円 × 最低利用残月 |
MarubeniBB以外とのプロバイダ契約は各プロバイダのHPで確認となりますが、自社プロバイダでの契約の場合は上記になります。MarubeniBBの契約期間は継続利用プランに準じており、更新月以外の解約では上のように違約金が発生します。固定IPコースは最低利用期間さえ過ぎれば特に問題はありませんが、利用期間内での解約には残りの月数分の月額料金を一括請求されます。
4ねん割は新たに導入された4年契約の自動更新プランですが、利用期間に対する違約金の額は3ねん割と同じです。新規で3ねん、4ねん割を適用する場合はMarubeni光が指定するプロバイダの加入が必要になるので、こちらの契約期間にも注意しておきましょう。
契約更新月は満了月の翌月
違約金が発生しないタイミングは契約更新月のみですが、Marubeni光では契約満了月の翌月が更新月とされており、2年契約なら利用開始月から25ヶ月目、3年契約なら37ヶ月目となります。
MarubeniBBの契約更新月も同様ですが、ネットとプロバイダの契約タイミングによってズレる可能性もあります。契約期間の確認は会員ページから行うなどして、解約時にはタイミングをしっかりと把握しましょう。
工事費用の分割残額は一括請求
屋内配線工事あり | 19,000円 = 684円 × 30回 |
屋内配線工事なし | 9,600円 = 345円 × 30回 |
工事費用を分割払いした場合、毎月の支払いに分割金が請求されます。仮に完済前での解約には違約金と共にこれらが一括で請求されることになります。フレッツ光からの転用の場合は18,000円~15,000円の分割金が代わりに請求されます。
レンタル機器は撤去工事の日に返却
撤去工事の日が決まって実施日が来たら、派遣されてきた技術員に借りていたレンタル機器をそのまま渡すことで返却作業は終了です。派遣工事が必要でない場合は後日に返却キットが送付されてくるので、同梱されている送付先までレンタル機器を詰めて郵送しましょう。
もしもこの時にレンタル機器が破損、紛失、返却がされないなどの場合には、機器の相当額となる損害金が発生するのでくれぐれも大切に保管しておきましょう。
解約時の注意事項
Marubeni光の解約申請~撤去工事までが終わればあとは最終請求月の支払いが完了してサービス廃止となります。ここでいくつか解約後の注意点や備考について解説します。
解約後の月額料金は解約日までの日割り計算
Marubeni光の解約時の月額料金は日割り計算されるので、解約日までの利用料金のみを支払うことになります。月の途中で解約することが決定しても、月額料金は満額支払いとまではいかないので、ここは安心できるポイントです。
電話サービスは番号が使えなくなる
Marubeni光では光電話サービスのMarubeni光電話を提供しており、解約後はこちらのサービスが使えなくなります。乗り換え先でも番号を継続して使いたい時はアナログ戻しを使って引き継ぐことも可能です。ただし、こちらの方法はNTTの加入権をMarubeni光加入前に持っていることと、ポータビリティ料が必要となります。
詳しくはこちらの記事でも参考にしていますので、よければ参考にしてみてください。
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ネットの乗り換えで電話番号を継続したいならアナログ戻しを試そう!
光回線にはオプションサービスとして、光回線を使ったIP電話サービスが用意されています。フレッツ光回線を使ったひかり電話はNTTの電話加入権を必要とせず、フレッツ光と契約すれば誰でも自宅に固定電話を置け ...
高額な違約金を回避する方法
Marubeni光の契約はネットとプロバイダの両方が必要になり、最低利用期間や割引プランの更新期間といった各種の規則が設定されています。ネットとプロバイダ、契約金のタイミングを合わせるのが難しく、高額な違約金を回避できることに越したことはありません。そこで今回、Marubeni光の高額な違約金を支払わずに済む方法をいくつか紹介します。
他社回線の乗り換えキャンペーンを利用する
一番簡単な方法が他社回線に乗り換えて違約金を負担してもらう方法です。ソフトバンク光とauひかりでは他社で発生した違約金を限度額まで負担してくれる乗り換えキャンペーンを実施しており、高額な違約金をネットの新規申し込みで賄ってもらえます。
ソフトバンク光では最大10万円まで違約金を負担してくれるあんしん乗り換えキャンペーンが実施されており、負担額が大きいのが魅力です。Marubeni光で最大まで違約金が発生したとしても十分な余裕があります。
一方auひかりのauスタートサポートは最大限度額が3万円までとソフトバンク光よりもキャッシュバック額が少なく、3ねん、4ねん割を適用していた場合の違約金を完全には負担しきれません。1年以内の解約の方が稀だとは思われますが、絶対にないとは言い切れません。auキャリアのユーザーならスマホ割引も使えるので、ソフトバンク光と比較してメリットがある方を選ぶと良いでしょう。
代理店のキャッシュバックを利用する
光回線は公式以外にも代理店で取り扱われており、正規代理店から申し込めば高額なキャッシュバックが受け取れます。何より、ソフトバンク光はキャッシュバックが高額で、代理店と公式のキャンペーンも同時に適用されるという最大のメリットがあります。
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今回紹介する株式会社NEXTとアウンカンパニーは高額キャッシュバックが2種類用意されており、不要なオプションや面倒な申請手続きが一切ないお手軽な代理店です。新規・転用の申し込みのみでキャッシュバックが確定し、最短で2ヶ月後に現金が振り込まれてきます。もちろん、あんしん乗り換えキャンペーンも適用されるので、ソフトバンク光の申し込みにおすすめな窓口です。
ソフトバンク光なら開通工事期間中もネットが使える!
ソフトバンク光の特徴とも言えるサービスが新規の方を対象とした「開通前レンタルサービス」です。新規申し込みや乗り換えをした際は開通工事期間中でネットが触れなくなる時期が発生します。そういった方たちのためのフォローサポートとして、ソフトバンク光からソフトバンクAirが無料で貸出されるサービスです。
契約フォームの入力欄に開通前レンタルの項目があり、そちらにチェックをするだけで申し込みが完了です。大きく表記されているので、まず見落とすことなく誰でも漏れなく利用できるサービスです。
万が一ソフトバンクAirが利用できない地域での利用となった場合は、Pocket Wi-Fiが代わりに送られてくるので心配はいりません。
ソフトバンク光では一番の不安でもある違約金の心配がなく、他社回線からの乗り換えがスムーズなのが魅力の光回線です。ソフトバンクスマホ、ワイモバイルの2種のスマホキャリアにも対応し、キャッシュバックのある申し込み窓口、期間限定とはいえ無料で使えるWi-Fiサービスと充実したサービスが用意されています。
Marubeni光からの他社への乗り換え、または違約金が発生して困っている方には、乗り換え先の第一候補としてソフトバンク光をおすすめします。