ウェアラブル端末という言葉をご存知でしょうか?身体に身に付けながら操作できる電子ツールのことです。ジョギング中の方やアスリートが身に付けている腕時計やサングラス。その中にはスマートウォッチなどのウェアラブル端末を利用している方も多く見られます。OSを搭載することで従来の機能に加えて、スマホや電子機器と連動したウェアラブル端末が、世の中には数多く登場しています。
今回は、ソフトバンクのApple Watchキャンペーンについてご紹介します。
ソフトバンクでは「Apple Watch モバイル通信サービス」を提供しており、加入することでApple Watchだけで通話や電子マネーの支払い、音楽やメール閲覧などのアプリと連動した様々な使い方ができるようになります。
今回紹介するキャンペーンは、Apple Watch モバイル通信サービスと同時に、ソフトバンクの親回線で料金プラン/オプションに加入することで半年間月額利用料金が無料となるものです。
Contents
Apple Watch モバイル通信サービスとは?
スマートウォッチなどのウェアラブル端末は、BluetoothやWi-Fiによってアプリの起動や遠隔操作をすることができる便利なツールです。Apple WatchはSeries 3からLTE通信機能が搭載されたセルラーモデルが販売され、それに対応したモバイル通信サービスです。もっと簡単に言うと、iphoneとApple Watchをペアリングした通話サービスです。
LTE通信を行うための契約ができるのはドコモ、au、ソフトバンクの国内3キャリアのみで、ワイモバイルなどのMVNOには対応していません。これまでのApple Watchは着信通知には対応していたものの、通話機能が搭載されていませんでした。セルラーモデルの登場によって、Apple Watchだけで完結するコンパクトでスムーズな使い方が可能となりました。
Apple Watch モバイル通信サービスの基本料金
ソフトバンクのApple Watch モバイル通信サービスの月額料金は350円です。Yahoo!BB 基本サービスより50円高い程度で利用することができます。Series 3で通話機能を使うためには利用中のiphoneとのペアリング、Apple Watchの登録、そしてモバイル通信サービスへの登録が必要になります。
Apple WatchのLTE機能を利用するためのオプションサービスであるため、GPS機能などの従来のスマートウォッチの機能だけを利用する場合には無理に契約する必要がありません。とはいえ、せっかくセルラーモデルを購入したのであれば、その利便性を体験してみることをおすすめします。
モバイル通信サービスの対象機種と料金プラン
LTE通信機能が使えるセルラーモデルのApple Watch Series 3以降、iphone iOS11に対応した機種が必要です。対象となる料金プランは、「ソフトバンク指定のモバイル通信サービス」「通話プラン」「データ定額プラン」となります。
iphoneユーザーはほぼ必要条件を満たしていると思われますが、以下に適用の条件となるプランを挙げておきます。
対象となる料金プラン | 対象外の料金プラン |
・Apple Watchモバイル通信サービス | - |
・通話定額基本料 ・通話定額ライト基本料 ・ホワイトプラン ・ブループラン タイプX/タイプXにねん ・標準プラン | ※ブループランは2015年8月31日で新規受付終了 |
・ウェブ使用料 | - |
・データ定額ミニ ・データ定額 ・データ定額パック ・パケットし放題フラット for 4G LTE ・パケットし放題 for 4G LTE ・家族データシェア ・法人データシェア | ・データ定額(3Gケータイ) ・データ定額(3Gスマホ) ・データ定額S(3Gケータイ) ・データ定額S(4Gケータイ) ・データ定額パック(シンプルスマホ)(3G/4G) |
Apple Watch モバイル通信サービスの利用方法
既にソフトバンクのiphoneを利用している前提で説明します。条件となる料金プランに加え、各種の登録設定が必要になります。
- iPhoneとApple Watchのペアリングの設定
- Apple Watch モバイル通信サービスの設定
- Apple Watchの登録(1回線で最大5台まで)
Apple Watchの通話機能の利用には上記の設定登録を行います。登録はApple WatchのアプリとMy SoftBankから行えるので、順番に説明していきます。登録設定はアプリの手順に進めば一気に登録できるので、登録設定は一度に終わらせるのがおすすめです。
ペアリング設定方法
Watchアプリを起動し、iphoneとApple Watchのペアリングを開始します。後は画面に表示されている項目から各種設定を行います。登録が完了したらペアリング(同期)設定が完了するので、スマートウォッチとしての機能が利用できます。
この時点ではまだLTE機能は利用できないので、ペアリング設定完了後に「モバイル通信を設定」に進みます。
Apple Watch モバイル通信サービスの設定方法
iPhoneを持ち歩かなくてもApple Watchだけで通話するには、をApple Watch モバイル通信サービス設定を完了させる必要があります。登録設定は重要事項説明の確認や規約への同意を行うだけなので、チェックボックスを埋めて申し込みに進めば登録完了になります。
そのままApple Watchの登録設定に繋がりますので、このまま一気に登録を済ませると良いでしょう。
既にペアリングしている端末を設定する場合、Watchアプリの「モバイル通信」からモバイル通信設定に進めます。
Apple Watchの登録方法
モバイル通信の設定が完了したら、Apple Watchの登録を促す選択が現れます。「次へ」をクリックして、そのままApple Watchの登録に進みましょう。
初回の登録にはお客様情報が必要になるため、ペアリングした端末の契約者情報が同じである必要があります。契約者と登録者が違う場合は設定できない場合もあるので確認しておきましょう。入力が済んだらApple Watchへの登録は完了です。
2台目以降への登録方法
1回線で最大5台までApple Watchとペアリングできるので、2台目以降を登録する時も同じような手順で設定します。登録受け付け後に、Apple Watchの情報がSMSでiphoneに送信されたら設定完了です。
ソフトバンクのApple Watch 6ヵ月無料特典
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。ソフトバンクでは、Apple Watchの月額利用料金を6ヶ月間無料で利用できる「Apple Watchモバイル通信サービス 6ヵ月無料特典」キャンペーンが期間限定で実施されています。
無料期間は加入月から数えて半年間、申し込みと同時に適用されます。
それでは、今回のキャンペーンについて詳しく紹介していきます。
3月31日までの期間限定キャンペーン
今回のキャンペーンは去年から実施されており、実施期間は約半年間を予定しています。申し込みをされた月から無料期間が適用されるため、月の初めから申し込みをするのがお得です。
キャンペーン期間は2017年9月22日~2018年3月31日となっており、この期間であればいつでもモバイルデータ通信サービスの月額料金350円が無料となります。
キャンペーンの適用条件
適用条件はキャンペーン期間中の申し込みを前提とし、Apple Watchモバイルデータ通信サービスへの加入のみになります。
キャンペーンの適用はあくまでサービスへの加入が条件となっており、Apple Watchをペアリングから登録までを完了する必要はありません。つまり、モバイル通信サービスに未登録でLTE回線が使えない状態でもキャンペーンが適用されてしまうということになります。
せっかくの無料期間を無駄にしないよう、申し込みから登録設定は一回で終わらせる方が良いでしょう。
キャンペーン解除条件
Apple Watchモバイルデータ通信サービスを解除したら、当然無料期間は終了となってしまいます。契約解除以外にも適用期間が終了する条件があり、気を付けておかないと損をすることになります。
特典を適用したiphoneで「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」に加入した場合は無料期間が終了してしまい、月額料金の請求が行われます。また、一度特典を解除してしまうと上記オプションサービスを解除しても無料期間の再適用はできなくなります。
Wi-Fi接続でのApple Watchの利点
iphoneとApple Watchをペアリングすることで手元にiphoneが無くてもApple Watchでいつも通りの操作が可能になります。Apple Watchだけではできることは限られますが、セルラーモデルのLTE通信機能を活用することでApple Watchの全ての機能を活かすことができます。
iphoneとセットでモバイル通信サービスが前提のように設計されているApple Watch Series 3ですが、Wi-FiやBluetooth機能を使ってできることも多彩なのです。
Wi-Fi接続ならiphoneが使えなくても機能が使える
Apple WatchにはWi-FiやBluetooth機能も標準装備されており、これまでのシリーズも連動した操作が可能でした。これらの無線接続機能を活かし、ハンドフリーでの通話や視聴が可能なのがApple Watchシリーズの利点の一つです。
Apple Watchでiphoneのアプリや通話機能を使うにはペアリングする必要があり、親回線とのペアリングを解除してしまえば切断された状態となって機能が使えなくなります。ところが、Apple WatchをWi-Fi接続に切り替えていれば、Wi-Fiネットワークに接続して機能を利用することが可能です。
Wi-Fi通話への切り替えで緊急時の通話が可能になる場合も
iphoneを置いてきた、バッテリー切れで電源が入っていないといった状態でも、iphoneが利用したことのあるWi-Fiネットワークに接続してくれるのです。自宅内のWi-Fi接続のApple製品であれば、ほぼ全てiphoneなしでもApple Watchのみで操作できることになります。
iphoneにはWi-Fi通話機能もあるため、LTEの電波が弱い場所や、携帯電話サービスが利用できない状況でも、Wi-Fi通話に切り替えることで通話が可能になる場合もあります。
緊急時の備えにWi-Fi環境のすすめ
Wi-Fi通話はiCloudに対応した電話回線とデバイスであれば、iphoneが利用しているWi-Fiネットワークに関係なく繋げることが可能です。iCloudに設定しているiphoneと同じApple IDとFaceTimeにサインインしていれば良いので、災害などの緊急時にもApple Watchが活躍できる状況は多いのです。
もちろん、Wi-Fiネットワークが使える環境を整える必要が前提となりますが、ソフトバンクではキャリア1位のWi-Fiスポットやソフトバンク光やソフトバンクAirなどWi-Fi環境に事欠かないサービスが提供されています。
ソフトバンクならApple製のモバイル端末が安くで手に入る
今回紹介したApple Watch モバイル通信サービスはソフトバンク独自のキャンペーンで、ソフトバンクのiphoneならネットとスマホのセット割引の「おうち割」も一緒に使えます。また、ソフトバンクで機種端末を購入すると、購入代金が利用月数に応じて毎月割引される月月割が適用され、最新機種も半額以下で購入できるメリットがあります。
これからiphoneやApple Watchの購入、インターネット回線の導入を考えている方にはソフトバンクをおすすめします。
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