自宅に引くインターネット回線を検討中の皆さんは、既にどの光回線に申し込むかを決めていると思います。ネットは戸建てか集合住宅かで契約プランが違い、まずは自分の住居に合わせた契約プランから見るはずです。マンションなどの集合住宅に住まいの方は、契約プランをマンションタイプで申し込むことになります。しかし、光回線によってはマンションタイプで申し込めない場合もあるのです。
ネットを使いたいのに自分の住居にはマンションタイプが対応されていない。そういった場合の対処法についてどうすれば良いのか?今回は、アパート住まいがソフトバンク光を利用する方法についてお話します。
Contents
マンションタイプに申し込めない集合住宅もある
光回線の契約プランは、戸建てのホームタイプと集合住宅のマンションタイプに分けられています。一軒家に住む人はホームタイプ、マンションタイプは文字通りマンションなどの共同住宅に住む人たちの契約プランです。
集合住宅と言えばマンション以外にもアパート、コーポ、ハイツ、タウンハウス、テラスハウスなどの建物がありますよね?厳密に言えば全て同じ共同住宅なのですが、入居する世帯数や階数、建物の構造などで呼び名を分け、区別しています。マンションとアパートが同じと言われても、マンションの方が高級なイメージがあったりします。
このマンションタイプの契約ですが、集合住宅(共同住宅)の全ての建物で契約できるとは限らないのです。
マンションタイプはアパートによっては使えない場合がある
ソフトバンク光マンションタイプまさかの申し込めない物件だった…
— alma51 (@alma5151) March 5, 2020
ソフトバンク光でうちのアパートがマンションタイプ提供してないから、ファミリータイプで申し込んでくれって言われて、いざ当時になったらファミリータイプ無理だからマンションタイプでもう一度申し込んでくれってなんやねん。
— K (@0kei_em0) November 10, 2019
アパートだけど回線的に戸建のしか入らなかったんだね…
1Gか2Gのタイプやね。基本ソフトバンク光もどこの光も戸建なら1Gになるはず。
あとは金額!ソフトバンクなら戸建で5900円基本5000で900円の電話のオプションがある。
払う人がつかってる会社によっては入らないもあり!— ゆず 太郎 (@yuuu12zuuu17) August 11, 2017
ソフトバンク光で戸建て仕様で大体7000くらいですかね… アパートなのに世帯数少なすぎて戸建て仕様になってます
超早いっすよ
仕事でほぼいないのにもったいないと思いつつ動画見るために…はい…— ウシノシタしらす (@yumi318) February 18, 2017
アパートでソフトバンク光のマンションタイプを申し込んだら「そちらの住宅では使えません」と言われた。なんていう声もネット上では聞かれます。かと思えば、マンションタイプで契約している人もいます。なぜ、同じアパートタイプなのに契約できる場合とできない場合があるのか?それは上の口コミでも言っているように、回線を引き込むアパートの構造が原因なのです。
ソフトバンク光はフレッツ光と同じ条件下の提供になる
ソフトバンク光は光コラボと呼ばれる光回線です。光コラボとは、NTTのフレッツ光を買い受けた通信事業者が運営する光回線を利用しているため、利用している光ファイバー網はフレッツ光と同じものになります。つまり、ソフトバンク光はフレッツ光と同じ条件下でないと利用できないのです。
<フレッツ光の利用条件>
・「フレッツ 光ネクスト」の回線敷設が可能であること
・建物内の配管設備などの構築許可にマンション・ビルオーナー、管理組合の承諾が必要
・マンションタイプの利用は集合住宅4戸以上の建物であること
フレッツ光の提供条件には、フレッツ光 ネクストの敷設工事が可能かどうかを大前提としています。当然のことなのですが、工事そのものができない状況というのは論外です。極まれに引き込み工事が困難な状況もあり得ますが、その場合は住居タイプ云々の問題ではないので除外します。
次に建物の持ち主、つまり管理人やオーナーの方から許可が取れない場合です。賃貸である以上は契約者本人だけの問題ではなくなるので、こちらもどうしようもありません。どうしてもソフトバンク光を使いたい場合は、何とかして管理者の許可を得られるように交渉するしかありません。
最後の3つ目ですが、アパート住まいでマンションタイプが契約できないのは、恐らくはこれが一番の原因かと思われます。フレッツ光 ネクストのサービス・料金一覧のバナーアイコンにはしっかりと「集合住宅 4戸以上の建物」と書かれています。
同じ建物内で見込める契約数 | |||
東日本 | 16契約以上見込める場合 プラン2 | 8契約以上見込める場合 プラン1 | 4契約以上見込める場合 ミニ |
西日本 | 16契約以上見込める場合 プラン2 | 8契約以上見込める場合 プラン1 | 6契約以上見込める場合 ミニ |
フレッツ光 ネクスト マンションタイプの料金表では、4~16以上の契約数しか表記されていません。最低契約数未満の住宅ではマンションタイプで契約できる条件を満たしていません。また、最低契約数は東日本と西日本で違っており、西日本では契約数が6未満では申し込めないことも要注意です。
ここで注目するべきところは見込める契約数という点です。仮に30世帯以上の空き室があったとして、入居者が4世帯未満だった場合です。新築の場合だと今後の入居者の見込みも考えられるので、入居者数が4世帯に満たない場合でも契約できる見込みがあります。しかし、物件自体が特殊な事情がある場合、NTTの設備状況調査でNGとなってしまう可能性もあり得ます。
あくまでマンションプランでの契約は見込める契約数が判断基準となるため、住宅の環境次第では4世帯以上でも利用できないケースも十分に考えられます。また、入居上限が3世帯のアパートではどうやってもそれ以上は契約が見込めないため、マンションプランでの契約はまず無理と考えておきましょう。
マンションタイプの契約は共同施設の配線設備に関係する
マンションタイプの回線敷設工事は、光回線を建物内の配線設備から各世帯の宅内への引き込み作業が行われます。戸建てと集合住宅では配線を共同設備を通すか直接引き込むかで違うため、契約プランをホームとマンションで分ける必要があります。
共有する通信網を使ったマンションタイプと独立して使うホームタイプでは、配線方式の違いによって料金に違いがあります。マンションタイプでもホームタイプ同様に独立した配線契約が結べる光回線があるように、共有するメリットが薄いとされる集合住宅ではマンションタイプの契約ができないのだと思われます。
マンションタイプNGでソフトバンク光を使う方法
口コミでも確認できるように、NTTの調査でマンションタイプが使えない集合住宅では通知がされます。その場合は別の光回線を申し込むか、ソフトバンクAirなどの無線やWi-Fi接続サービスを考える方も多いでしょう。
しかし、マンションタイプが使えないからと言って、ソフトバンク光を使うことができないというわけではありません。
マンションタイプが使えないなら、ホームタイプで契約してしまえば良いのです。
集合住宅でも戸建てのホームタイプで契約できる
集合住宅でマンションタイプが契約できない場合、ホームタイプでの契約ならソフトバンク光を利用することが可能です。アパート住まいでホームタイプを契約するメリットには、ホームタイプと同じプランが利用できるということが挙げられます。
ソフトバンク光は初期費用も住宅タイプに限らず手数料3,000円、24,000円(共に税別)で統一されており、特別な費用が掛かるわけではありません。月額料金の方さえ気にならなければ大きな出費になると言うことはありません。
ソフトバンク光 | |
マンションタイプ | ホームタイプ |
2年契約:3,800円 単年契約:4,900円 | 2年契約:5,200円 単年契約:6,300円 |
5年契約:4700円 ※ソフトバンク光テレビ(750円/月)加入必須 | |
従量定額制「ファミリー・ライト」 2年契約:3,900円~5,600円 単年契約:5,500円~7,200円 |
※上記は全て税別です
ファミリー契約ならアパートで戸建てタイプのサービスが使える
ホームタイプはマンションタイプより月額料金が割高ですが、マンションタイプにはない5年契約や従量定額制の「ファミリー・ライト」が利用できます。月額料金を少しでも安上がりにしたいという方はファミリー・ライトを視野に入れてみるのも有効です。
「ファミリー・ライト」で月間3GBなら月額料金は抑えられる
データ量 | 2年契約 | 単年契約 |
~3GB | 3,900円 | 5,500円 |
3GB~10GB | 3GB~9.9GB未満 24円/100MB 9.9GB~10GB 44円/100MB | |
10GB~ | 5,600円 | 7,200円 |
従量定額制「ファミリー・ライト」は3GBまでは3,900円(税別)で利用でき、メールやテキストのみのサイトページ閲覧ならこちらで十分です。BB光ユニットをレンタルするのであれば、Wi-Fi接続を活用するということも可能です。ソフトバンクの従量定額は公衆無線LANやモバイル接続は計算対象外となるので、月間のデータ通信量が3GB以上になりそうな時はスマホなどのモバイル接続を利用するのも一つの方法です。
-
ソフトバンク光の光BBユニットをレンタルする意味を本気で考察
ソフトバンク光を申し込むと必ず出てくる光BBユニット。ソフトバンク光につなげるためには必須と言われ、なんとなくオプション加入している人も多いと思われます。実は光BBユニットはレンタルしなくても良いとい ...
提供エリア内なら安心して利用できる
ホームタイプと比べてマンションタイプは配線が違い、そのために月額料金も安上がりとされています。アパート暮らしで割高のホームタイプで契約することになっても、Wi-Fi接続や従量定額制で幾分かは費用を抑えることも可能です。
工夫次第でいくらでも節約は可能なので、規模が小さいアパートで不安な方も安心して申し込んでください。ただし、アパートでホームタイプを契約するためには、アパートがソフトバンク光のホームタイプの提供エリアであることが前提です。申し込み前にサービスエリアの確認だけはしっかりと行いましょう。
代理店で申し込めばキャッシュバックがもらえて節約になる
節約の方法として、ソフトバンク光の申し込みの際に代理店のキャッシュバックキャンペーンを利用するのも効果的です。新規での申し込みならば30,000円くらいがキャッシュバックされるので、利用しない手はないです。
その際は優良代理店のNEXTのように、オプション加入不要の代理店で申し込むのがポイントです。オプション加入必須の代理店で申し込んでしまうと、オプション代の分無駄な出費が増えてしまうからです。
ソフトバンク光おすすめ代理店ランキング
第1位 株式会社NEXT
![]() ![]() |
ソフトバンク光 オプション加入不要! |
第2位 株式会社アウンカンパニー
![]() ![]() |
ソフトバンク光 オプション加入不要! |