新生活シーズンは新しい住居探しをしている方も多いと思われます。不動産の仲介の大手アパマンショップを利用した、または利用した経験がある方も居るのではないでしょうか?アパマンが取り扱う物件の中にはインターネット完備の住居もあり、すぐにインターネットが使える新住居を探している方も居られるでしょう。
そんなアパマンでは、世界共通のWi-Fiシステム「FON」を利用できるキャンペーンを実施しています。今回のお話はアパマンのFONについてご紹介します。
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「FON」とはグローバルWi-Fiコミュニティ
FONという単語を初めて聞いた方も居るのではないでしょうか?FONとは、世界でも最大級のWi-Fiコミュニティです。FONのメンバーになればFON専用のWi-Fiルーターを介して、世界中でネットワークを共有することができます。FONのルーターはメンバーが所有するもので、設置することで世界中のメンバーがアクセスポイントとして無料で利用することができます。
簡単に説明すると、LINEやFBなどのようなSNSのWi-Fi版みたいなものですね。
FONを利用するには
※画像は公式サイトより引用
前述のようにFONを使うには専用のWi-Fiルーターが必要です。自宅に設置することで街中のお店や施設内でも利用することができ、FONメンバー全員でFONを共有することが可能です。FONのルーターは市販で販売されており、ソフトバンクからもFONルーターが販売されています。しかし、このままではネットに繋げることは不可能です。
ネットに繋げるは登録設定とFONの電波が必要
ネットに詳しい方は理解されていると思いますが、ルーターはあくまで電波を送受信するための装置です。では、自宅の電波はどこから受信するの?という話ですよね?FONに接続するにはFONの電波をキャッチしなくてはならず、そのためのメンバー登録が必要です。そして、メンバー登録にはルーターを設置する必要があるのです。
ルーターを設置すればFONに繋げる最低限の準備が完了します。FONに繋げるにはFONのWi-Fiを拾えるエリアでなくてはいけません。自宅で使うにはインターネット回線が必要になります。FONに接続するネットワーク回線は自宅周辺に開放することもでき、FONメンバーと共有することが可能です。
回線が無くてもFONのサービスエリアであればネットに繋ぐこともできますが、自宅で繋げるのであればやはり回線は所有しておいた方が良いでしょう。
ルーターの背面にはLANポートが付属しているので、ソフトバンクAirのようにPPPoEの有線接続にも対応しています。なお、ソフトバンク製のFONルーターは在庫が無くなり次第販売終了を予定しています。
メンバー登録はFONメンバー専用ページで登録設定を行い、ルーター設置から端末やスマホで接続設定を行えば完了です。
アパマンでFONのプレゼントキャンペーン
不動産仲介の大手であるアパマンでは、お部屋探し応援キャンペーンの一環としてFON Wi-Fi エリア無料プレゼントを実施中です。2017年にも新生活応援キャンペーンは期間限定で行われており、今回は期間を設けずに再度実施されることとなりました。
今回のアパマンのFONプレゼントキャンペーンについて解説します。
特典1|来店でFON Wi-Fi IDプレゼント
1つ目の特典は、アパマンに来店して2万円以上の物件をお探しの方に3年間有効のFON Wi-Fi IDがプレゼントされます。FONは購入後に利用登録設定を行いますが、その時にIDを取得することでFONのWi-Fiエリアに接続することが可能となります。今回のプレゼントは登録に必要となる、そのIDになります。来店時にカード記入が必要になりますが、それ以外は費用が必要ということはありません。
特典2|対象物件の成約でFONルータープレゼント
2つ目の特典は、32,400円以上の対象物件を成約した方にFONルーターがプレゼントされます。こちらの特典には条件があり、前述の対象物件の成約の他、FONルーターに対応した固定ネット回線と契約している方が対象となります。成約時に対象のネットが無くても新規で申し込むのであれば特典は適用されます。
回線によってはFONルーターに対応していないケースもあるので、契約の前には対応しているネットかどうかを調べておきましょう。元々ネットがある方には問題ありませんが、ネットを利用してない方は必ずネットの契約が必要になるので覚えておきましょう。
ネット回線としてのFONの評価
世界中の人と共有できるWi-Fiネットワーク回線のFON。自宅や街中で自由にネットに繋ぐことができると言われていますが、そんな便利なものが無料で使えるなんてちょっと話が上手すぎますよね?実際のところは回線が必要になるわけなのですが、FONには様々な理由や仕組みがあるのです。
それでは次に、ネット回線で見た場合のFONについて説明していきましょう。
FONの通信速度
FONは無線通信であるため、固定の光回線ほど安定した速度を出せるとは限りません。一体どれだけの速度が出せるのかを最新の仕様で見てみましょう。
伝送速度 | 無線規格 | |
FON2601E | 有線時:100/10Mbps 無線時:866Mbps/300Mbps/54Mbps/11Mbps | EEE802.11ac/n/a/g/b 周波数:5/2.4GHz帯 |
Fon2405 | 有線時:100/10Mbps 無線時:150Mbps/54Mbps/11Mbps | IEEE802.11n/g/b 周波数:2.4GHz帯 |
ソフトバンクの11ac対応型ルーターは理論上の規格値こそ866Mbpsとなっていますが、これはWi-Fiの規格上表記されているためで必ずしもこの速度が出せるというわけではありません。現在の一般的なWi-Fiルーターの基準であるため、特別速いかというと今の基準で言えば「普通」という印象になります。
その下のFON2405は更に前の世代の規格となっており、速度は明らかに劣化しています。アパマンで貰えるルーターがどれになるかはその時まで分からないので、何とも言いようがありません。
無料で使えるネットなら文句はないのですが、アパマンのルータープレゼントの条件を思い出してみてください。ルーターをもらえるとしても、そのルーターでネットに繋ぐには固定回線を所有している必要があるのです。
FON回線は開放しているエリアのみで使える
そもそもFONはルーターを設置することで電波を拾い、ネットに繋げる無線の回線です。分かりやすく言うと自宅のWi-Fiスポット化なのです。FONメンバーだけが使える無線のインターネットとは言っても、どこでも使えるわけではありません。FONが利用できるのは回線を開放している人がいるからなのです。
たとえば、ソフトバンクスマホならソフトバンクやYahoo!のWi-Fiスポットが使えますが、ドコモが提供しているWi-Fiスポットは使えませんよね?そして、Wi-Fiスポットは施設や店といった限定された提供エリアでしか使えないものです。ドコモキャリアを所有していても自宅でコンビニや駅で解放されているドコモのWi-Fiスポットが使えないのと同じことなのです。
インターネット回線の開放は共有になる
固定回線を契約している方は共有されているFONの回線とは別に称しているネットを開放することができます。これはつまり、自分の回線を無料で開放=提供ということになります。ソフトバンクが自社回線をソフトバンクユーザーにWi-Fiスポットとして提供するように、自分の所有する回線をFONメンバーに開放するということでもあるのです。
自分の回線を他人に提供すると言うことはそれだけ負荷も掛かると言うことです。不特定多数の人間が同時接続をすると回線がどうなるかは、ゴールデンタイムの速度低下と同じ状況を起こしやすくなります。Wi-Fiスポットの通信速度が遅いと感じる方はそのエリアの同時接続数を想像すると分かりやすいかもしれません。更に分かりやすく言えば、自分の回線をフリースポット化しているのと同じ意味なのです。
FONとは、所有する回線を提供・共有しあうオープンネットワークのネットなのです。冒頭でSNSのようなものと表現したのはこのことからです。
FONのセキュリティ
フリーのFONの回線だけでなく、自分の所有する固定回線を開放した場合のセキュリティはどうなるのか?不安になっている方もいるはずです。FONルーターからは自分用とFONコミュニティ用の2種類、合計3種の電波を発信しています。
プライベート用の電波は暗号化された通信を行われ、登録したパスワードによってアクセスが可能となり、コミュニティ用の電波はFONメンバーのIDとパスワード認証によってネットにアクセスされます。
暗号認証があるからと言って必ずしも安心とは限りません。フリースポット化することで不特定多数の方が利用することで回線に負荷が掛かる恐れがあり、誰が繋いでいるかも分かりません。今回のアパマンのキャンペーンでより多くの人がFONに接続する機会を増やし、FON公式でもお試し接続という誰でもFONに繋げることができるサービスが提供されています。
FONは会員制のWi-Fiではありますが、公衆無線LANとほぼ同じオープンネットワークに近い状態でもあるということを覚えておきましょう。所有回線の開放は無償の行為でもあり、自分にはあまりメリットのない行為です。他人のアクセスによるデメリットを考えれば極力開放はしない方が良いでしょう。
FONの評判



ご覧のようにネット上でのFONのイメージは無料のWi-Fiです。無料ということを評価する声はやはり多く見られていました。しかし、ネットの品質として見てみるとこちらは辛らつな意見が増えていきます。



とにかく通信速度が遅いという意見が多く、利用している方々は無料だから妥協しているという感じを受けました。これなら個人でネット回線を引くか、キャリアのWi-Fiスポットを利用した方がマシという方も少なからず見受けました。
FONは無料だがイマイチ
アパマンで貰えるFONルーターには条件があり、所有回線または新規で回線に申し込む必要があります。メンバー登録さえしておけば街中のFONを利用すると言うこともできますが、それだったらスマホキャリアのWi-Fiスポットでも十分という気がします。
無料のオープンネットワークは便利な存在ですが、誰でも彼でも使えることによるセキュリティの不安を感じさせます。通信速度も速いというものでもなく、Wi-Fiのネットならもっと速いサービスがたくさんあります。
今回紹介したFONはソフトバンク製品ですが、ソフトバンクユーザーならソフトバンク光やソフトバンクAirなどのWi-Fiが使えるインターネットを使った方が、スマホの通信制限を気にせず自宅で高速通信を楽しむことができます。スマホもソフトバンクとYahoo!のWi-Fiスポットが使えて、おうち割やプレミアム特典もあるのでソフトバンクユーザーはネットとスマホを自社で統一したほうがお得です。
賃貸で光回線を引くにはオーナーの許可が必要・・・
インターネット回線は、今や光回線が主流です。
最大速度1Gbpsの速度で、動画配信サービスもサクサク楽しむことができます。
・インターネット回線の工事が必要
・工事費が高額
・賃貸だし退去の時には原状復帰義務がある
そんなお宅も多いでしょう。そもそも、インターネット光回線を自宅に引きこむ工事では、オーナーさんの許可が必要です。
そんな皆さんにおすすめなのが、簡単・工事不要のソフトバンクAirです。
電源さえあれば、すぐにWiFi環境が整います。
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