国内3社のキャリアの中でも、auはCMなどで人気キャラクターを起用するなど高い支持を受けています。インターネットでもauスマホとのセット割引のauスマートバリューを用意している提携会社は多く、光コラボに限らず利用できるネットが多いのも特徴です。
今回の記事ではauスマートバリュー対象のネットを徹底調査し、基本的なサービスやキャンペーンで比較してauユーザーが利用するのにおすすめなネットを紹介します。
Contents
auユーザー御用達の「auスマートバリュー」
※画像は公式サイトより引用
今では一般的となったネットとスマホのセット割のau版「auスマートバリュー」は光コラボではメジャーなセット割引としても知られています。スマホ代が最大2,000円割引で10回線まで適用される割引サービスです。
auの提携企業ではどこでも適用されているため、ネット選びの際にauスマートバリュー対象という文字を見かける方も多いと思われます。auユーザーのネット選びの目安となるのはauスマートバリュー対象であるかどうかというのも一つの焦点となります。
auにはその他ネット代割引のauセット割というものもありますが、どちらかというとスマートバリューの方が対象のネットの数が多く、スマホユーザーからすればスマホ代の割引の方がありがたいと考える方が多く見受けられます。
auユーザーにおすすめのネットを選別
auスマートバリュー対象のネットは数多く、全ての中から選ぶのは難しいと考えられます。大元となるauひかりや全国区で利用できる光コラボ、または地方限定ですがauひかりの代替えとなる地域限定のスマートバリュー対象のネットの中から選びたいと思います。
- auひかり
- ビッグローブ光
- @nifty光
- JCOM
- 地方限定auスマートバリュー対象回線
今回は以上の中から選別し、それぞれのメリットデメリットについて解説していきたいと思います。
一応CATVの中でもauスマートバリュー対象のネットも数が多いのですが、CATVという特性上地域が特に限られるなどの制約が多いため、今回はJCOMをCATVの代表として紹介します。
違約金などが気になる場合の対処法
今現在auスマートバリューを使っていて、ネットの乗り換えを検討している方が居ると仮定します。その場合、各スマートバリュー対象のネットの違約金が気になるという方も多いと思われます。
ネット | 違約金 |
auひかり | ずっとギガ得プラン:15,000円 ギガ得プラン:9,500円 ホームタイプ解約時撤去工事費用:28,800円 お得プランA:7,000円 標準タイプ:無料 |
ビッグローブ光 | 3年契約:20,000円 2年契約:9,500円 |
@nifty光 | 3年プラン:20,000円 2年プラン:9,500円 |
auひかりとその他光コラボのauスマートバリュー対象のネットの違約金は他社と比べて高額なのが特徴です。対象全てがそうという訳ではありませんが、長期契約になるほど違約金は工事費用相当の金額を請求されています。長期契約ほど割引が多くなるので、解約のタイミングは常に計算に入れておかないと出費が増えることになります宇。
特にauひかりはホームタイプだと撤去工事費用を請求されることが義務のように確定しており、契約更新期間中に乗り換えをしても解約時に工事費用以上の金額が請求されます。
長く使うつもりであれば違約金は気にならないものですが、転勤などの理由で引っ越しした場合はネットを継続できるとは限りません。ビッグローブ光は移転時の工事費用を無料で行っていますが、他のプロバイダがそうとは限りません。auひかりだと退会→再入会の手間が掛かり、ホームタイプは撤去工事費が発生します。
こういった解約の事態になった場合、高額な違約金の工面が問題になります。そういったケースではソフトバンク光の最大10万円キャッシュバックのあんしん乗り換えキャンペーンを利用するという方法があります。
ソフトバンク光ではauスマートバリューが引き継げなくなるというデメリットがありますが、ソフトバンクではスマホの乗り換えも月額割引還元で対応しています。また、ソフトバンクではネットとスマホ、もしくは電気代とのセット割のおうち割も用意されています。
auを引き続き使いたい方にはキャリアを乗り換えということになりますが、ソフトバンクに乗り換えても決して損はしない特典が利用できます。
auからの乗り換えによる高額費用負担の緊急回避方法の一つとして覚えておいてください。
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auひかり
光コラボと対をなす電力系インターネットの筆頭であるauひかり。旧TEPCOひかり時代、プロバイダDIONの頃からフレッツ光とインターネット事業でしのぎを削っているネットです。
au携帯のCMや宣伝広告などでも全国的に知名度が高く、auユーザーが「とりあえず」ということで決める方も多いと思われます。
料金と主なサービス内容
登録料 | 3,000円 | |
工事費用 | ホームタイプ | 37,500円 |
解約時撤去工事費用:28,800円 | ||
マンションタイプ | 30,000円 | |
月額料金 | ||
ホームタイプ | 5,200円/月 | au one netで口座振替・クレジットカード支払いで100円割引 |
ずっとギガ得プラン加入で最大4,900円/月 | ||
5ギガコース:5,600円/月 | ||
10ギガコース:6,380円/月 | ||
※超高速スタートプログラムで3年間500円割引 ※4年目以降の割引はauスマートバリュー必須 | ||
内臓無線LAN:500円/月 ※auスマートバリュー加入で永年無料 | ||
※auスマートバリュー加入で最大200円割引 | ||
マンションタイプ | 3,800円 | |
契約解除料 | ずっとギガ得プラン(3年):15,000円 ギガ得プラン(2年):9,500円 お得プランA(2年):7,000円 標準プラン:契約解除料なし |
auひかり対応プロバイダ | |||
au one net | ビッグローブ | @nifty | So-net |
@tcom | AsahiNet | DTI |
5G/10G対応プロバイダ | |||
au one net | ビッグローブ | @nifty | So-net |
auひかりはホームタイプとマンションタイプで特性が変わります。まず、auひかりは7社からプロバイダを選ぶことができ、選んだプロバイダごとにキャンペーンや割引などの優待特典が違います。一例として、auひかりの運営元のプロバイダであるau one netでは月額割引100円などの特典があります。
窓口支払いも対応していますが、利用する場合は400円/月が必要となります。
マンションプランにはずっとギガ得プラン、ギガ得プランというものがなく、契約期間なしの標準プランと2年契約のお得プランAの2種類になります。auスマートバリューの割引が用意されていませんが、基本料金が3,800円と安くなっており、ホームタイプに比べて比較的シンプルなサービス内容となっています。
マンションタイプ | 契約数 | 月額料金 |
タイプV(VDSL) | 16契約以上 | 3,800円 |
8契約以上 | 4,100円 | |
都市機構デラックス(VDSL) | 東日本/西日本 | 3,800円 |
タイプE(イーサ方式) | 16契約以上 | 3,400円 |
8契約以上 | 3,700円 | |
マンション ギガ(1Gbps) | 4,050円 | |
マンションミニ ギガ(3階建て以下) | 5,000円 | |
タイプF(100M) | 3,900円 |
auひかりのマンションタイプは厳密にいうとこれだけ契約プランが分かれています。名前は違いますが、フレッツ光のマンションタイプと基本的には同じです。殆どの方はタイプVかマンション ギガになると思われます。
超高速コースはホームタイプ限定で提供エリアも限られる
auひかりでは5G/10Gの超高速コースをホームタイプ限定で2018年3月から提供しています。こちらはまだ設備環境が整っておらず、提供エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉の一部エリアに限定されています。
超高速コース対応プロバイダ | |||
au one net | ビッグローブ | @nifty | So-net |
また、超高速コースで選択できるプロバイダも上記の4つに限られています。
超高速コースは高速サービス利用料として5Gコースで500円/月、10Gコースで1,280円/月の費用が掛かりますが、超高速スタートプログラムで3年間500円割引が適用されます。4年目以降の割引にはauスマートバリューの加入が必須となるので、auユーザーは少しお得に高速サービスを利用することが可能です。
高速サービス利用料には12ヶ月の最低利用期間があり、期間内の解約には2,500円の解除料金が請求されます。その他、高速サービスには500円/月の無線LANルーターのレンタルが必須となります。
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auひかりホームタイプは契約内容を要確認
公式ではauひかりのホームタイプは5,100円とされていますが、支払い方法をクレジットか口座振替にした場合の100円割引が適用された料金です。
auひかりの契約期間は3年契約のずっとギガ得プランと2年契約のギガ得プランに分けられます。ずっとギガ得プランは3年の長期契約となりますが、1年おきに100円ずつ割引が適用されて3年目以降で4,900円となります。
また、3年契約は契約解除料が15,000円と高額になるため、契約期間の確認は必須となります。
ホームタイプは解約時に撤去工事費用が発生する
ホームタイプは高速サービスを利用するしないに拘わらず、契約解除時には撤去工事費用の28,800円が請求されます。これはauひかりの高速サービスを維持するための必要な費用と説明されているため、回避することができない費用となります。
撤去工事費用は引っ越し時にも発生し、引っ越しの際には一度解約して再入会する必要があるという点も覚えておきましょう。
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auひかりのオプション
auひかり 電話サービス | 初期費用 | 無料 |
ポータビリティ | 2,000円 | |
月額料金 | 500円/月 | |
電話オプションパックEX | 690円/月 | |
電話オプションパック | 500円/月 | |
通話料 | 国内:8円/3分 |
auひかり テレビサービス | 初期費用 | 無料 |
月額料金 | 500円/月 | |
プラチナセレクトパック 全43チャンネル | 1,980円/月 | |
ミュージックセレクトパック 全4チャンネル | 634円/月 | |
ビデオパス | 約500円 |
auひかりの光回線サービスはフレッツ光に近い光電話とテレビサービスが提供されています。初期費用が掛からない点がフレッツ光と異なります。
光テレビサービスは一般的な光テレビと違い、STBを利用した専門番組専用のサービスであるため、地上波放送の視聴ができません。あくまでVOD的な使い方に特化したテレビサービスとなります。
auひかりのキャンペーン
auひかりでは、乗り換え新規で最大3万円違約金相当額還元のauひかり新スタートサポートと他社携帯電話の違約金相当額還元キャンペーンを実施しています。また、光電話とセットで申し込むとホームタイプの初期費相当額の割引、もしくはマンションタイプで1万円キャッシュバックが実施されています。
auひかり新スタートサポートはauスマートバリュー対象回線からは対象外
冒頭でも触れたようにネットの乗り換えは違約金などの問題があり、なかなか簡単にはできないものです。その違約金を最大3万円まで還元してくれるのがauひかり新スタートサポートですが、元のネットがauスマートバリュー対象の場合だと適用されないというデメリットがあります。
その他、キャッシュバックは最大でも2万円で残りは月額料金の割引になっており、マンションタイプだと1万円までと更に金額は下がります。あまり有用なキャンペーンとは言えず、乗り換えを前提とするには少し考えものです。
違約金が高額でない場合で違約金還元を利用したスマホの乗り換えもしたいという理由であれば、メリットが無いというわけではありません。
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ビッグローブ光
フレッツ光以前からの大手プロバイダ「ビッグローブ」の光コラボモデルです。
サービス自体は光コラボを踏襲した基本的なものが揃っており、auスマートバリュー以外にも自社SIMのビッグローブモバイルなども提供しています。
料金と主なサービス内容
初期費用 | ||
手数料 | 3,000円 | |
工事費用 | ファミリータイプ | 30,000円 |
マンションタイプ | 27,000円 | |
配線工事なしの場合 | 19,600円 | |
月額料金 | ||
ファミリータイプ | 2年:5,180円 | |
3年:4,980円 | ||
マンションタイプ | 2年:4,080円 | |
3年:3,980円 | ||
契約解除料 | 3年:20,000円 | |
2年:9,500円 | ||
IPv6対応無線LANルーターレンタル | 500円/月 | |
光☆SIMセット割 | ネット代から300円割引 | |
auスマートバリュー | スマホ代から最大2,000円割引 |
工事費用はファミリータイプとマンションタイプで料金が異なり、ファミリータイプの方が若干安くなってはいますが、光コラボの中では高額な部類に入ります。工事費用は分割払いも可能ですが、その場合は40回払いになります。
ビッグローブ光では3年契約が基本ですが、3年契約より割高の2年契約も用意されています。契約期間が長い方が月額料金が安くなりますが、3年契約の違約金は2万円に達するほどに高額です。
料金プランにはauスマートバリューと自社のビッグローブモバイルを用いたものの2種類があり、ドコモ回線を用いたビッグローブモバイルDタイプを契約しているとネット代が最大300円割引となります。
格安SIMユーザーはネット代を、auユーザーはスマホ代を割引できるという風に住み分けも可能です。
ビッグローブ光電話 | 500円/月 |
ビッグローブ光テレビ | 660円/月 |
オプションの光回線サービスの光電話や光テレビなど、主な光コラボと同様のものが提供されており、名前にビッグローブと付く以外には特に差別化はされていません。
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キャッシュバックか割引か選べるキャンペーン
ビッグローブ光では新規キャンペーンとして、最大25,000円キャッシュバックか月額料金12ヶ月1,480円割引のいずれかを選べます。こちらは2018年7月31日までの期間限定ですが、ビッグローブ光ではこういった特典が度々用意されています。
ビッグローブ光の新規キャンペーンは前述の特典に加え、工事費用を40回に分けて値引きしていく工事費実質無料特典とIPv6対応の無線LANルーターを1年間無料でレンタルの3つの特典が用意されています。
通常だと工事費用などは高額で到底おすすめと言うには難しいものがありますが、キャンペーンを適用すればより使いやすいネットの候補に挙がってきます。auスマートバリューを持つ方で新規でビッグローブ光を始めれば、最初からネットやスマホ環境を整えやすいかと思われます。
@nifty光
※画像は公式サイトより引用
@nifty光も家庭用インターネットプロバイダの大手として人気の高い光コラボです。近年はキャッシュバックなどの新規特典に力を入れているように見受けられます。ネットとスマホのセット割もauだけでなく、ドコモ回線の格安SIM「NifMo」や「@niftyでんき」とのセット割なども用意されています。
かつてのauセット割は現在は廃止され、auスマートバリューで統一されています。
料金と主なサービス内容
初期費用 | ||
回線契約料 | 2,000円 | |
工事費用 | ホームタイプ | 18,000円 |
マンションタイプ | 15,000円 | |
月額料金 | ||
ホームタイプ | 2年プラン | 5,200円/月 ※24ヶ月間700円割引 |
3年プラン | 5,200円/月 ※36ヶ月間690円割引 | |
マンションタイプ | 2年プラン | 3,980円/月 ※24ヶ月間580円割引 |
3年プラン | 3,980円/月 ※36ヶ月間490円割引 | |
NifMoセット割 | ネット代から200円割引 | |
@niftyでんきセット割 | ネット代から250円割引 | |
契約解除料 | 2年プラン:9,500円 3年プラン:20,000円 |
@nifty光の工事費用はフレッツ光と同じ料金設定を採用しており、分割払いにも対応しています。分割回数は最大30ヶ月で毎月500円~600円の支払いが請求されます。
契約プラン2年と3年があり、新規の方はそれぞれ初回契約期間分だけ月額料金の割引が適用されます。3年プランの方が割引期間が長くなるだけ月額料金はお得になりますが、契約解除料も2年プランに比べて倍以上掛かるのも特徴です。
また、@nifty光では自社電気サービスをおこなっており、ソフトバンク光のようなネットと電気、電気とスマホ、それら3つを合わせたセット割も用意されています。
@nifty光電話 | 500円/月 |
@nifty光では光電話サービスがありますが、フレッツ・テレビのようなテレビサービスが行われていません。テレビサービスを使いたい場合はNTTのひかりTVもしくは、他社のテレビサービスを利用することになります。
@niftyのキャンペーン
@nifty光では公式から申し込むと最大3万円キャッシュバックキャンペーンを2018年7月31日まで実施中です。申し込みから開通月を含む8ヶ月目には振り込まれるという簡単な内容ですので、auユーザーだけでなく、キャッシュバックを工事費用に充てて他社からの乗り換えに利用するなどしても良いでしょう。
@niftyは以前よりも公式説明が簡略化されており、初心者の方でも説明さえしっかり読んでいれば契約を間違えることはありません。サービスの改善なども随所に見られているため、auユーザーが選ぶネットの候補先としても悪くはありません。
JCOM
※画像は公式サイトより引用
全国に展開するCATVのJCOMもauスマートバリュー対象です。賃貸住宅備え付のJCOM IN MY ROOMなど知名度の高いCATVです。
メインはテ専門チャンネルなどのテレビサービスですが、インターネットにも特化したサービスを提供しています。
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料金と主なサービス内容
初期費用 | 6,000円 ※WEB申し込みで5,000円 |
工事費用 | ※1Gコースのみ:37,500円 |
撤去工事費 | 6,000円~ |
月額料金 | 320Mbps:3,600円/月~ |
1Gコース:6,500円/月 |
JCOMの通常タイプは最大320Mbpまでの通信速度しかなく、料金も速度に比べるとコスパが良いとは言えません。一応ホームタイプ限定で1Gコースも提供されていますが、こちらは工事費用37,500円が発生し、更にエリアも関東のみに限定されています。
撤去工事は必ずしも必要というわけではなく、必要に応じて費用が請求されます。JCOM IN MY ROOMだとこれらの心配はほぼないのですが、320Mbps以上の速度は望めないというデメリットもあります。
料金的にみるとCATVの中では良心的、光回線として見るとやや割高感があります。ちなみに、CATV向けauサービスにはケーブルプラスという光回線サービスがありますが、それとはまた別物なのがJCOMです。
チャンネルサービス | |
スタンダード | 5,280円(79ch以上) |
スタンダードプラス | 6,280円(90ch以上) |
セレクト | 3,600円~(31ch以上) |
STB | 1,000円/月~2,000円/月 |
電話サービス | |
ケーブルプラス光 | ポータビリティ:2,000円 月額料金:1,330円 ユニバーサル料:3円 国内IP電話:8円~15円/3分 携帯電話:15円~16円/1分 |
CATVだけあってテレビ番組専用プランは特に数が多く、これ以外にもネットとのセットプランなども用意されています。IP電話サービスはau回線を使用したケーブルプラス光を使用することができ、au同士の通話料無料などのサービスも行っております。
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auのCATV向け光サービス「ケーブルプラス光卸」を徹底紹介
2015年の光コラボの誕生以来、様々な通信事業者たちによる光インターネットサービスが登場しました。光コラボに参入する企業は続々と現れ、今となってはネットは選べる時代となりました。 フレッツ光を中心に展 ...
JCOMの新規入会キャンペーン
JCOMでは新規入会者のための長期契約で最大22,848円割引の「スタート割」や他社からの乗り換えで最大3万円キャッシュバックなど、auひかりに似たキャンペーンを実施しています。
その他にも基本工事費無料キャンペーンなど、近年JCOMでは新規拡充のための特典を揃えているのが窺えます。
現在のインターネット事情と照らし合わせると決して速くなく安くもなくという印象を受けますが、auのサービスを使いつつテレビサービスも利用したいという方には需要があるかもしれません。
電力系・地方限定光回線
auは電力系の筆頭株主という立場を持ち、他の地域で展開するPNJグループのネットも他地域のauひかり的なサービスを展開しています。NTT西日本側、関西方面ではauひかりが展開できないという事情もあることから、一部地域ではauひかりと同様かそれ以上に人気のある地域密着型のネットが多数存在します。
- 関西地方:eo光
- 東海地方:コミュファ光
- 中国地方:メガエッグ光
- 四国地方:ピカラ光
- 九州地方:BBIQ光
これらは全てauスマートバリュー対象のネットであり、しかも本家より月額料金が安いプランが多数取り揃えています。全国的には知名度はそれほどでなくとも、各地域にお住まいの方には強い支持を受けているネットばかりです。
各ネットの月額料金
光回線 | 初期費用 | 住居タイプ | 工事費 | 月額料金 |
eo光 | 3,000円 | ホームタイプ | 27,000円 | 5,040円/月~ |
マンションタイプ | 8,000円~ | 3,124円/月~ | ||
メゾンタイプ | 27,000円 | 5,000円/月~ | ||
コミュファ光 | 700円 | ホームタイプ | 25,000円 ※工事費無料アリ | 4,110円/月~ ※最大割引で3,940円/月 |
マンションタイプ | 3,980円/月~ | |||
メガエッグ光 | 3,000円 | ホームタイプ | FTTH:35,000円 VDSL/LAN:21,000円 | 4,000円/月~ ※割引適用時 |
マンションタイプ | 3,200円/月~ ※割引適用時 | |||
ピカラ光 | 無料 | ホームタイプ | 27,000円 | 4,536円/月~ |
マンションタイプ | 3,400円/月~ | |||
BBIQ光 | 800円 | ホームタイプ | 24,600円 | 4,400円/月~ |
マンションタイプ ダイレクト | 5,500円/月 | |||
マンションタイプ 棟内LAN方式 | 11,000円 | 3,500円/月~ |
上の表はざっくりとした各回線の初期費用・契約プラン毎の料金となります。長期割引やキャンペーンを適用したものを含めれば、本家auひかりよりも費用が格段に安いことが確認できます。
特徴的なのがどこも初期費用にそこまで費用が掛からず、工事費用も限定付きで格安、または無料で提供している光回線が多いことです。
サービス内容がauというよりも、むしろフレッツ光寄りなサービスも多いので、フレッツ光に慣れ親しんだ方にはいずれも使いやすいネットの印象を受けます。
各地方限定回線については別記事でも詳しく紹介していますので、興味のある方はそちらもご確認ください。
地方限定回線紹介記事 | ||
eo光 | コミュファ光 | メガエッグ光 |
ピカラ光 | BBIQ光 |
auユーザーにおすすめのネットは?
人気のauスマートバリュー対象のネットを比較してきましたが、どこが一番自分に合っているか大体見当がついてきたのではないでしょうか。それぞれにはメリットとデメリットがあり、人によって一番の理由も変わってくると思います。
最後に個人的な意見として、auユーザーにおすすめするネットをランクで紹介します。
マンション住まいならauひかりが最高コスパ
- auひかり、または地方限定回線
- ビッグローブ光
- @niftyひかり
今回順位を付けた結果、以上のようになりました。まず理由としては、全体的にau系のネットは「初期費用が高い」という印象を受けました。
auひかりマンションタイプ | 登録料:3,000円 工事費用:30,000円 月額料金:3,800円 |
ビッグローブ光マンションタイプ | 事務手数料:3,000円 工事費用:27,000円 ※キャッシュバックあり 月額料金:3,980円 |
@nifty光マンションタイプ | 回線契約料:2,000円 工事費用:15,000円 月額料金:3,980円 ※36ヶ月間490円割引 |
auひかりホームタイプだと37,500円に解約時の28,800円は大きな負担となります。工事費は実質無料といっても初回の実費は支払うことになり、割引で精算したとしても60ヶ月という長期になります。それを考えるとマンションタイプも決して安くはありませんが、月額料金は安い部類に入り、光電話の初期費用0円は評価できるポイントです。
ただし、地方にお住まいの方は更に安い電力系のネットが使えるという点も踏まえると、auひかりの代替えとなる地方電力系光回線が成り代わります。
ビッグローブ光と@nifty光は光コラボなので転用もでき、ある程度工事費用の融通が利くという点を考慮してこの順位になりました。
もちろん、これは個人的な感想ですので、これからauスマートバリュー対象のネットを申し込む予定の方は一つの目安としてご参考ください。
乗り換え目的ならソフトバンク光もおすすめ
初期費用が高額になりやすいauスマートバリュー対象のネットですが、長期利用を目的とした場合にはそれほど負担になたなくて済むと思われます。しかし、auひかりホームタイプのように撤去工事費用や違約金などを請求される状況に陥った時、その高額な費用が大きく重くのしかかってくるでしょう。
そういう時は、違約金を最大10万円まで負担してくれるソフトバンク光に乗り換えてしまうのも一つの方法です。ネットだけでなくスマホの違約金もスマホ代の割引で還元してくれるので、高額な違約金は後から取り戻すことが可能です。
ソフトバンク光はソフトバンクユーザーには使いやすくお得な特典を取り揃えているので、ネット選びの機会にスマホも一緒に揃えてしまうこともおすすめします。
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ソフトバンク光のあんしん乗り換えキャンペーンの仕組みとは?
ソフトバンクの公式サイトでは、新たにソフトバンク光かソフトバンクエアーを申し込むと、乗り換え時に発生した他社回線サービスへの違約金や撤去工事費を満額還元する「あんしん乗り換えキャンペーン」を実施してい ...
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