「ふるさと納税」は2008年から始まった日本の個人住民税の一つです。これまでの住民税と違い、任意の自治体に寄付をすることで、2,000円を超えた納税分が住民税や所得税から控除される制度です。
これまでの住民税は自分が現在居住している地域が対象だったので、自分が生まれ育った故郷への還元がされませんでした。そこで各自治体の懸念から、「ふるさと」への応援と納税者への還元を目的として生まれたのが「ふるさと納税」と呼ばれる納税制度です。
今回は、ソフトバンクグループの「株式会社さとふる」で運営されている「さとふる」とふるさと納税について紹介します。
Contents
ソフトバンクのふるさと納税サイト「さとふる」
※画像は公式サイトより引用
さとふるとは、「株式会社さとふる」が運営するふるさと納税に関するポータルサイトです。そもそも株式会社さとふるは、ふるさと納税の関連業務に必要な手続きを一括して代行するサービスを提供しており、「SBプレイヤーズ株式会社」の子会社であるソフトバンクグループの会社です。
さとふるでは寄付をしたい地域を選ぶだけではなく、寄付によって還元される各地域ごとのお礼の名産品を調べることができます。
今回紹介するのは、さとふるでのソフトバンクユーザーのメリットについてです。
ふるさと納税とは
ふるさと納税は、今からちょうど10年前の2008年から始まった納税制度です。各自治体に「寄付」という形で税金が納められます。これまでの納税とは違う形のふるさと納税の始まりは、地方の活性化という背景があったことが語られています。
始まりは2006年3月の日経新聞内に掲載されたコラム記事からでした。地方の格差や過疎化に各自治体が悩んだ末、同年10月に福井県知事による「故郷寄付金控除」が提案され、後のふるさと納税の設立に繋がったとされています。
人口が都会に集中する現代では地方の過疎化が社会問題として取り上げられており、各自治体の税収減が深刻化している事態への言わば救済策とも言える誕生ですが、故郷を離れた人も自分が生まれ育った土地への何かしらの形で還元したいという故郷への恩返しという意味があることも忘れてはならない理由の一つです。
ふるさと納税の3つの特徴
ふるさと納税の3つの特徴
・寄付する自治体を選べる(お礼品を選べる)
・還元による地方の活性化
・寄付することで翌年の住民税の減額・所得税の還付
ふるさと納税は従来の納税と違い、納める自治体を個人で選べます。ふるさと納税は便宜上納税と言っていますが、後述の理由で正しくは「寄付」という形で収められます。
寄付をすることで各自治体で用意されている名産品などの「お礼の品」が贈られるため、寄付をした地方自治体の活性化だけでなく、自分にも見返りのある制度です。
また、ふるさと納税は勘定科目が「寄付金」で処理されるため、納めたことによって個人の住民税と所得税の控除を受けることが可能です。
ふるさと納税は正確には「寄付」
ふるさと納税の寄付金の仕組み
ふるさと納税の寄付金-2,000円の金額が所得税・住民税から全額控除・還付対象
所得税=寄付金控除
住民税=寄付金税額控除
※収入や家族構成によって全額控除の限度額は変化
※限度額を超えた寄付金の自己負担額は増額
制度の名称がふるさと「納税」ですが、正確には「自治体への寄付金」という形で納められます。寄付金は自己負担額を2,000円としており、寄付金から2,000円を引いた金額が寄付金控除・寄付金税額控除の対象として所得税と住民税が全額控除されます(所得税は還付金処理)。
法令によって各控除額は上限が決められているため、以上の理由から限度額以上の寄付は控除が認められていません。そのため、寄付金が上限を超えた場合は自己負担額が増額される仕組みです。ただし、家族構成や収入によって控除額の上限も変わるので、住んでいる地域の各自治体ごとに上限額の詳細を確認しておくことをお勧めします。
確定申告不要の「ワンストップ特例制度」
通常、納税者は年始にかけて確定申告を行なう必要があり、ふるさと納税の寄付もその対象です。ふるさと納税に限っては、「ワンストップ特例制度」を適用させれば確定申告を行なわなくても、ふるさと納税の寄付金控除を受けられます。
ワンストップ特例制度の条件
・寄付の年の所得について確定申告をする必要が無い方
・ 1年間のふるさと納税納付先の自治体が5つまでの方
確定申告は1年に1度の手続きが必要ですが、ワンストップ特例制度は寄付のたびに申告すれば適用されます。ふるさと納税で6回以上の寄付を行なっても、5自治体以内であればワンストップ特例制度は活用できます。
ワンストップ特例制度は住民税の減額が対象となりますが、所得税の還付には確定申告が必要となります。また、ふるさと納税による控除は自動で行なわれるものではないので、必ずいずれかの手続きが必要になります。
さとふるからのふるさと納税のメリット
さとふるのメリット
・納付先の各自治体を全国から探せる
・お礼品から納付先を選べる
・控除額シミュレーターの設置
・ワンストップ特例制度の申請書を作成DL可能
・6種類から選べる決済方法
・ソフトバンクカード決済でTポイントが貯まる
さとふるはふるさと納税の総合情報のポータルサイトです。ふるさと納税に関する手続きや情報をネットから一目で確認することができ、スマホに完全対応なのでいつでも自分の好きな時にサイト内を閲覧することができます。
サイト内でふるさと納税の手続きが全て完結
さとふる内では、納税に関する情報や控除額の計算ができるシミュレーターが用意されており、初めての方にもスムーズに手続きが行なえるようにサポート体制が整っています。
特産品などのお礼品から各自治体を探すこともできるので、自分が欲しいお礼品を取り扱っている自治体を選べます。選んだお礼品は全て指定日配送も可能なので、都合の良い時に受け取れます。
2018年上半期のふるさと納税お礼品人気ランキングベスト3 | |||
順位 | お礼品 | 自治体 | 寄付金 |
1位 | 佐賀牛 切り落とし1kg | 佐賀県嬉野市 | 1万円 |
2位 | 長野県産 シャインマスカット 約2kg【秀品】 | 長野県高森町 | 1万円 |
3位 | 【鰻楽】うなぎ蒲焼2尾(計320g) | 宮崎県えびの市 | 1万円 |
取り扱われるお礼品はいずれの地域も上質な名産品が用意されており、自分へのご褒美としても贈り物としても活用できるのが魅力です。
ふるさと納税は地方の活性化に繋がるので、見返り目的の利用でも十分意義がある制度なのです。
さとふるからのふるさと納税の流れ
ふるさと納税は寄付という形で各自治体を応援しながら、自分に贈り物が届く地域貢献と見返りを両立したwin-winの制度です。自分の故郷以外にも好きな地域に寄付することができ、各地の名産品を美味しく頂けるのが最大の特徴です。ふるさと納税初心者の方でも、さとふるからなら手順に従うだけで簡単に寄付が行なえます。
さとふるからのふるさと納税の手順
- 納付先自治体を選ぶ
応援したい自治体をページトップのカテゴリから選びます。
直接自治体を選択してもお礼品から選ぶのも自由です。 - 自治体への納付(寄付)
納付先を選んだらお礼品受け取りの届け先・支払い方法を入力します。
寄付は必ず納税者の名義で行なってください。 - お礼品の受け取り
2までが完了すれば1週間から10日ほどで選んだお礼品が登録先住所に配送されます。
配送状況はマイページから確認できます。 - 税額控除・還付申請手続き
控除を受けるための手続きをワンストップ特例制度と確定申告から選びます。
2の納税者名義が本人でなければ控除・還付を受けることができません。 - 住民税・所得税が控除、または還付される
控除上限額以内であれば2,001円以上の金額が控除・還付されます。
所得税の還付には確定申告が必要になります。
ふるさと納税は任意の寄付であるため、義務でも何でもありません。しかし、利用することで地域活性化に貢献することができ、自分自身にも還ってくるという素晴らしい制度です。納税と考えずに政府と国民の一大キャンペーンだと思って参加する気持ちでいた方が、より気楽に始められると思います。
様々な特産品を掲載しつつ、初めてふるさと納税をする方のために申し込みから寄付までの手順を分かりやすくサポートしてくれるのがさとふるです。
ふるさと納税サイトとの比較
参加自治体数トップ3(2018年8月時点) | |||
自治体数 | お礼品数 | 付与ポイント | |
さとふる | 394以上 | 約44,878点以上 | Tポイント |
ふるさとチョイス | 1,788以上 | 19万点以上 | 各自治体ごとのポイント制 |
楽天ふるさと納税 | 190以上 | 約8,300点以上 | 楽天スーパーポイント |
ふるさと納税サイトを比較すると、さとふるの取り次ぐ自治体数、取り扱うお礼品数などいずれも上位に入る大手だと言うことが分かります。
独自のポイントシステムを取り入れるサイトもあり、全国の全自治体との提携を結ぶふるさとチョイスは自治体数、お礼品数が圧倒的ですが、ポイントは各自治体ごと独自のものとなっており、流用ができないという難点があります。楽天ふるさと納税は他2社に比べると数と言う点では譲りますが、ECサイトなどで使える楽天スーパーポイントを貯めることが可能です。
さとふるはこの表では中間に位置付けられますが、ふるさとチョイスの数が圧倒的なだけで他社と比べれば決して数が少ないわけではなく、むしろ3位以下を大きく引き離すほどの数字を叩き出しています。また、付与されるTポイントは町のコンビニやネットショッピング、ソフトバンク独自の支払いにも使えるなど多用途に優れています。
このように各サイトごとに特徴が異なり、自分がよく使うサービスを採用しているサイトを利用すると、よりお得にふるさと納税を活用できます。
ソフトバンクカードなら200円ごとにTポイント付与
※画像は公式サイトより引用
![]() QR-coder.com | ソフトバンクカード申し込みQRコード |
ソフトバンクカードは、Tカード一体型Visaカードとして使えるプリペイドカードです。アプリやネットなどからチャージすることで利用可能になるので、クレジットカードのように無駄遣いの心配がなく計画的に使えるのが特徴です。年会費無料で使用するごとにTポイントが貯まるので、気軽な決済用のカードにおすすめです。
さとふるでは寄付金の決済をソフトバンクカードで行なうことで200円で1ポイント、クレジット機能(おまかせチャージ)を利用した場合は、100円ごとに1ポイントの還元率100%が適用されます。
さとふるでの支払いはまとめて支払いの対象にもなっているため、ソフトバンクのショッピングサイト利用時の請求と一括にまとめて支払いができます。ソフトバンクユーザーならさとふるでTポイントを効率よく貯めつつ、支払いもスムーズに済ませられます。
ソフトバンクでさとふるをもっとお得に活用しよう
さとふるならふるさと納税に関する情報をより良く知ることができ、手続きから支払いまで全てスムーズに済ませることができます。ソフトバンクユーザーならさとふるからの寄付でTポイントを貯めることもでき、まとめて支払いなら請求も一括です。
ふるさと納税は各自治体やサイトなどたくさんの窓口がありますが、どこよりもメリットを受けられるさとふるとソフトバンクがお得です。
ソフトバンク光おすすめ代理店ランキング
第1位 株式会社NEXT
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第2位 株式会社アウンカンパニー
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