インターネットの速度は時間帯や環境によって影響します。いくら速いと言われている光回線でも時と場合によってはアナログレベルまで落ち込むことも珍しくありません。自宅のネットが普段どれだけの速度かスピードテストで測ってみるのも良いでしょう。今回はネットの速度が測れるおすすめのスピードテストサイトを紹介します。
Contents
ネットで測定できるおすすめスピードテストサイト
光回線の通信速度は光コラボの1GbpsからNURO光の2Gbps、更には10Gbpsと日々高速化されています。速い速いと言われ続けているものの、実際に導入してみたら思ったほど速く感じないという経験はありませんか?そういう時は自宅のネットが実際にどれだけの速度が出ているのかをスピードテストで実測値を測ってみましょう。
今回紹介するのはネット上からオンラインで速度が測れるおすすめのスピードテストサイトです。記事では手軽で簡単をテーマにしているので、登録が必要なものや有料のものは除外しています。
Googleスピードテスト機能
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Googleが立ち上げたインターネット接続支援測団体「M-Lab」と提携して提供しているスピードテスト機能です。Google検索で「スピードテスト」と検索するだけでインターネットの速度テストが行なえます。測定できるのはPC、スマホなど検索できる端末からなら全て対応しています。アプリのインストールなどを必要とせず、端末のIPアドレスをM-Labと共有することでネットの速度が測れます。IPはGoogleとM-Labが情報収集の目的のために共有しているため、それ以外での利用はされません。
速度結果の保存や過去の記録の履歴などは見れませんが、自宅のネットの速度がどの程度なのか軽く調べたい時のお手軽ツールです。
BNRスピードテスト
![]() ※画像は公式サイトより引用 | ![]() 携帯電話用QRコード |
テキストが多いサイトですが、測定はボタン一つで行なえるとてもシンプルなサイトです。上下別に速度を測ることができ、利用回線やプロバイダの測定環境の登録も可能です。Flashを用いてスピード測定を行なっているので、対応していない端末は画像を読み込んだ静止画で表示されます。携帯電話用のQRコードからも測定可能です。
Fast.com
Netflixが提供しているスピードテストサイトです。Fast.comというサイト自体がスピードテストとなっており、ページを開くと自動的に計測された実測値が表示されます。測定結果はSNSに投稿することもでき、設定から速度結果の保存も可能です。動画配信企業の提供するスピードテストと言うこともあり、VODやネット動画を観る前に測定してみると良いかもしれません。
速度.jp スピードテスト シンプル版
ワンクリックで速度を計測できるお手軽なスピードテストサイトです。画像下中央にあるボタンをクリックすると画像のメーターが動き、上下の速度を計測してくれます。自宅の通信速度だけでなく、自分のエリアの測定結果も閲覧することが可能です。測定結果は履歴を追うこともでき、SNSで共有することもできます。
サイトではネットが遅い時の通信速度の向上や遅い時のチェック項目も用意されており、シンプルながらなかなかの多機能で使いやすいサイトです。
SPEEDTEST
※画像は公式サイトより引用
デザインがスタイリッシュな海外のスピードテストサイトです。上下通信速度以外にPing値を測ることもでき、スマホアプリにも対応しています。画面右上のメニューから対応しているアプリのDL、閲覧しているサイトやサーバーを選ぶことができ、より高度で正確な測定が可能です。
海外のサイトなので全文英語なのが難ですが、自宅のネットの速度を測るだけなら真ん中の「GO」ボタンを押すだけで簡単にできます。画面演出もカッコいいので、使いこなせれば優秀ですが、表示が意外に重いのでWiFi以外のLTEの測定はデータ通信量に注意しましょう。
Radish Network Speed Testing
東京と大阪でサーバーを選ぶことができ、利用している回線から地域ごとの通信速度を測ることができます。回線情報の登録で統計とレポートを提供することもでき、今後の速度結果のデータ収集に任意で協力することができます。スマホにも対応しており、見やすさと高度な測定で信頼度の高いと評判の国内スピードテストサイトです。
スピードテストサイトの測定結果はあくまで目安
今回紹介した6つのスピードテストサイトはいずれも無料で測定できる使いやすいサイトです。専門家たちの収集したデータやプログラミングによって精密な測定が行なわれ、信頼度の高いツールを集めています。ただし、スピードテストサイトで測定された結果が絶対という訳ではなく、時間帯や環境によって測定値が異なる場合があります。
測定結果が悪かったからと言って悲観することなく、時間をおいて測り直すなどして改めてテストしてみましょう。徹底的に調査するなら数日に渡って統計を取ってみることもおすすめします。
利用時間帯や端末で速度向上に繋がる
総務省2017年度インターネット利用状況 | |
![]() | ![]() |
![]() ※画像は公式サイトより引用 |
2017年の個人のインターネット利用率は80.9%を超え、ネットはPC端末よりもスマホが59.7%とパソコンを上回っています。また、利用地域は大都市圏に近付くほど多くなり、南関東でのスマホ利用率が高まっています。上の図のように高度なネット社会となった現在では、通信速度は回線の問題だけでなく膨らみ続ける利用者の増加によることも一因となっています。
これらを踏まえた上で、利用する端末の回線や時間帯を変えてみるなどの工夫をすることで通信速度は今よりも向上することに繋がるでしょう。
速いネットをピックアップ
現在はフレッツ光や光コラボを始めとした通信速度1Gbpsが主流となっており、高速通信と言われたら最低でも1Gbpsは欲しいところでしょう。どうしても今以上に速いネットを探したいという方のために速いネットをピックアップしました。
おすすめの速いネットを紹介
通信速度ランキング
順位 | ネット | 最大通信速度 |
1位 | NURO光 | 10Gbps(基本2Gbps) |
2位 | auひかり | 10Gbps(基本1Gbps) |
3位 | 地方回線 | コミュファ光(1Gbps IPv6対応) メガエッグ光(1Gbps IPv6対応) などの地方回線(IPv6対応、光配線方式ならなお良し) |
4位 | 光コラボ | ソフトバンク光 ビッグローブ光 @nifty光 OCN光 @スマート光 などのIPv6対応光コラボ(光配線方式ならなお良し) |
今回最後に紹介するのが、速度が速いと評判の光回線です。NURO光は登場から業界最速を誇り、2019年には10Gs/6Gsの新プランも提供予定です。auひかりも10G/5Gの高速通信サービスを2018年3月に開始しており、現時点での国内最速インターネットはこちらの2社となります。スターキャット光やイッツコム光のようなCATVで2Gbps以上のネットもありますが、提供エリアという関係から今回は除外しています。
2位で続くのはコミュファ光などの地方限定の独自回線が挙げられます。最大通信速度1Gbpsと光コラボと変わらないのになぜ光コラボよりも上に来るのか?それはやはり地方限定であるからこそ、利用される光コラボほど光ファイバー網に負担が掛からないことが挙げられます。
全国的に利用される光コラボは利用者数の数が通信速度低下の要因にもなりやすく、同じ地域でも光コラボとは別の独自回線である地方回線の方が同じ時間帯でネットに接続しても掛かる負荷も別物になるのです。更にインターネットの高速化に必要なIPv6を導入していれば、速度の違いは明らかとなります。
最後に光コラボですが、こちらも同様の理由で大手プロバイダほど通信速度に差が出やすくなりますが、やはりIPv6対応のネットを使えば速度の低減化は劇的に抑えられます。3位と4位のインターネットは戸建と集合住宅で配線方式が異なる場合、通信速度が100Mbpsまで抑えられます。同じ条件でも光配線方式であるか否かで通信速度に違いが出ることも覚えておきましょう。
ネットは環境を考慮して使おう
今回紹介したスピードテストサイトはネットの速度を簡単に測るためのツールです。結果はその時の環境によって変わるものなので速度自体はひとつの目安です。現在使っているネットの実測値を確認できたことで速度改善・向上のためのきっかけを掴めるかもしれません。
ネットが遅いと感じた方は、時間帯や環境を変えてみたり或いはネットそのものを変えてみるなど様々なことを試してください。ソフトバンク光なら、あんしん乗り換えキャンペーンで違約金・工事費をキャッシュバックしてもらえるので乗り換えを考えている方はぜひ検討してみてください。
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