アメリカのGoogle社が開発したandroidスマートフォン「Pixel 3」「Pixel 3 XL」が2018年11月1日に遂に日本に初上陸します。Google Pixelシリーズは2013年2月に登場して以降、SIM要らずの「eSIM」や「画像認識AI」を搭載したGoogleの技術を詰め込んだPixelブランドとして本土では高い人気と注目度を浴びているGoogle Pixelシリーズの第3世代です。今回は日本に初めて登場するGoogle Pixelシリーズの第3世代・Pixel 3とPixel 3 XLについて徹底紹介します。
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「Nexus」の後継機「Pixel」
※画像は公式サイトより引用
2018年11月1日よりGoogleから、Androidスマートフォン「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」が日本で発売されます。Pixel 3は2013年2月に初めてアメリカ本土で登場したGoogleの独自ブランドです。Googleはこれまで「Nexusシリーズ」を実装モデル(リファレンスモデル)として販売してきましたが、2015年9月を最後に次世代スマホは登場していません。
最新モデルの発表が無いまま2016年10月にGoogleはNexusシリーズのサポート終了を発表し、この時点で日本ではPixel2の発売は絶望的となりました。しかし、Nexusの終了に合わせるように、今回紹介するPixel 3とPixel 3 XLがNexusシリーズの事実上の後継機として日本で初めて発売されることが発表されました。
ソフトバンク・ドコモのプラチナバンド対応
Pixel 3シリーズは国内最新規格4G LTEに対応しており、ソフトバンクは3G~4G、プラチナバンドまですべてに対応しています。ドコモはXi、FOMAエリアに対応しており、こちらも全国区での使用も意に介しません。
今回ソフトバンクとドコモが対応している一方、auがWiMAX2+など独自の回線を運用している影響か、後述する機種端末本体の取り扱いを行なっていません。国内4G LTE回線に対応していることからauのプラチナバンドにも恐らくは対応すると思われますが、こちらは動作確認などの今後の情報次第で様子見した方が良いかもしれません。
MVNOで使用する際には十分に注意をした方が良いでしょう。
スマホ初の次世代SIM規格「eSIM」搭載
Pixelシリーズは一貫して2種類のモデルとして海外で販売されており、今回のPixel3もスタンダードとXLの2種類が販売予定です。Pixel3とPixel 3 XLに搭載されている「eSIM」とは「Apple Watch Series 3」などでも採用されているSIMの差し替えが不要な次世代SIM規格です。
そもそもスマホはキャリアや契約者の情報が詰まったICカード(SIM)を必要とし、スマホ端末でキャリア回線を使うには対応するキャリアのSIMが必要です。他社の端末で別の回線を使用するにはSIMロック解除が必要となり、SIMロックが解除された端末をSIMフリーと呼びます。
eSIMにはSIMロック解除を必要とせず、SIMの差し替えも不要な機種端末本体埋め込み型のSIMなのです。
eSIMの仕組み
本来はSIM(IC)カードの差し替えが必要なSIMロック解除の手順ですが、SIMを端末本体に埋め込むことでその手順を省略します。では、回線に繋げるためのキャリアや契約情報はどのように書き換えが行われるかというと、キャリア側からのリモート操作で行なわれます。
本体端末にSIMを埋め込むことで差し替えを行う必要が無く、通信事業者側のサーバーから遠隔操作することで情報を書き換え、スムーズな切り替えが可能となります。物理的な作業がなくなることで更に高い安全性と端末の保護という側面もあります。
ちなみにeSIMとは「embedded Subscriber Identity Module(エンベデッドSIM)」の略称で、直訳すると「埋め込みSIM」というそのままの意味になります。
Pixel2から実装された被写体認識AI「Googleレンズ」
Googleレンズの主な機能
- メニューからのテキスト操作
- 周囲の物に関する情報表示
- 高度な検索機能
- Google フォト、Google アシスタント、カメラアプリとの連動
Pixel 3ではPixel 2から実装された「Googleレンズ」も引き続き搭載されることが発表されています。Googleレンズとは、被写体や周囲に関する情報を事細かに表示・操作が可能なカメラアプリです。
被写体の情報はGoogleサービスによる検索で名前・住所・電話番号までが把握でき、カメラを通すことで商品が購入できる場所までを検索してくれます。被写体に関する情報は告知されているイベントや書籍に関するレビューにまで至り、気になる情報をメモやカレンダーに登録することも可能です。
これらはすべて端末に搭載された画像認識AIの機能を十分に活かし、Googleのアクティビティ機能と連動することで実現しており、改めてGoogleの高い技術力を再認識できます。
Googleストアやソフトバンクで購入可能
Android用スマートフォンのPixel 3とPixel 3 XLの気になる販売店舗ですが、Googleストアをはじめソフトバンクやドコモの取扱店で購入可能です。2機種ともカラーは「Clearly White」「Just Black」「Not Pink」の3種類から選べます。ソフトバンクとドコモのほか、GoogleストアからはSIMフリー版の3タイプが販売されるので、本体を買ってからキャリアを決めることも可能です。
Pixel 3と Pixel 3 XLの本体価格は3タイプで異なる
ソフトバンク | ドコモ | ||
Google Pixel 3 64GB | 98,400円 | 98,496円 | 95,000円 |
Google Pixel 3 128GB | 108,960円 | - | 107,000円 |
Google Pixel 3 XL 64GB | 119,520円 | - | 119,000円 |
Google Pixel 3 XL 128GB | 131,040円 | 131,544円 | 131,000円 |
ソフトバンク、ドコモ、Googleストアで販売されるPixel 3とPixel 3 XLの料金比較したものが上になります。先述したようにauでは取り扱いを行っておらず、au回線を使用するにはMVNOの利用が前提となります。au回線がどこまで対応しているかどうか、購入時の確認は必須です。
分割購入時はソフトバンクが若干安くなり、販売価格自体はGoogleストアが安くなります。ドコモは販売価格の変更などもありましたが、オンライン購入特典があるので負担はそこまで大きくないように思われます。
携帯電話料金の引き下げ政策の煽りを受けたソフトバンクは、来年2019年1月31日に月月割が終了を予定しており、本体価格は定価購入を余儀なくされるという大きなデメリットを背負うことになりますが、顧客離れを防ぐ対策として今後もなんらかのサービスやサポートを用意する予定です。
その一環として、ソフトバンクでは「Google Pixel 3」「Google Pixel 3 XL」と「ウルトラギガモンスター+」を同時契約でGoogle が提供する「Google One」を1年間無料で使えるキャンペーンが適用されます。
Google One1年間無料キャンペーン
100GBプラン/月250円を1年間無料で以下の利用が可能
- Google ドライブ、Gmail、Google フォトの追加の保存容量
- スペシャリストによる電話やチャットでのGoogleサポート
- 最大5人のファミリーメンバーとメンバーシップを共有
- Googleのお得な特典
ネットと一緒に使うのがおすすめ
Googleの技術と最高性能のCPUを搭載したPixel 3シリーズは間違いなく現時点での最高峰Androidスマホになります。Googleカメラと連携したフォト機能や高解像度・HDRの高い撮影技術など、インスタグラマーたちにとってはマストになり得る端末です。国内プラチナバンドに対応したハイスペックスマホに申し分ない性能に、高機能なGoogleの数々のサービスも無制限で使えるなど、熱心なAppleユーザーも乗り換えを検討しているという話もちらほら聞きます。
様々なシーンでの活躍が予想されるPixel 3シリーズはやはりネットが一番活かせるツールだと思われます。幸いソフトバンクではウルトラギガモンスター+との同時契約でGoogle Oneが1年間無料で使えるキャンペーンの実施を予定しており、写真や動画撮影に励むインスタ勢にはお得なサービスが提供されます。
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