2Gのネットが目白押し!?静岡県のおすすめインターネットを比較紹介

国内のインターネットの種類は利用者と足並みを揃えるように年々数が増えています。全国展開する光コラボを始め、2018年の1月下旬よりNURO光が西日本にも進出し、選べるネットの選択肢が更に増えつつあります。実は静岡県ではNURO光以外の10G以上のネットが以前より提供されていたことをご存知でしょうか？今回は静岡県のネットを比較紹介します。

2Gbpsの激戦区・静岡県のインターネット

今回紹介するネットは光コラボ6社と独自回線6社の計12社です。光コラボは全国エリアに展開しており、静岡県でも使えるネットです。対して独自回線はフレッツ光以外の光回線を自社運用し、光コラボでは出せない通信速度や電力系企業による光コラボの使えない地域限定のネットなど差別化が図られています。人気の高いauひかりは提供エリア外の静岡県では使えないため、代わりにKDDI・中部電力系列のコミュファ光がご当地のネットとして支持されています。

2018年の1月下旬よりNURO光は静岡県にも進出しており、中部地方でも最速のネットとして注目されています。しかし、静岡県には2Gbps以上の通信速度を提供するネットが既に4社もあるのです。

静岡県のインターネットサービス比較

今回独自にピックアップした静岡県のネットがこちらです。光コラボと独自回線で丁度6:6に分かれており、スマホのセット割も国内3社と格安SIMが使えるネットが豊富です。

スマホのセット割が充実した光コラボ

光コラボは初回特典として工事費無料やキャッシュバックを実施している会社が多く、スマホのセット割もauスマートバリューを中心に利用者が使いやすいサービスが特徴的です。全12社中でキャリアと格安SIMが使えるのはビッグローブ光と@nifty光、サブブランドを含めればソフトバンク光の3社。格安SIMを扱う前2社はキャリアと格安SIMで割引対象が異なりますが、ソフトバンク光はソフトバンクでもワイモバイルでもキャリアの割引が対象となります。

auひかりに替わる「コミュファ光」

一方の独自回線ですが、コミュファ光はKDDIグループということもあり、auスマートバリューを中心としたスマホのセット割や新規／乗り換えキャッシュバックなど光コラボのような手軽なサービスが特徴です。コミュファ光の乗り換え補償はauひかりのスタートキャンペーンと似ていますが、キャッシュバック額が1万円多いのがauひかりと異なる点です。

業界最速インターネットのNURO光系回線

次にNURO光ですが、こちらは業界最速の家庭用インターネットとして知られる人気の高いネットです。良心的な価格と安定した高速通信、充実したキャンペーンなどで理想的なネットである一方、提供エリアが狭いことが難点です。現在は静岡県でも使えるようになったことで、待望のネットとして需要が高まっていることが予想されます。

ところが、そのNURO光に酷似したインターネット「ネクスト光」「Swift 光」「Cひかり」「ひかりdeネット」の4社が静岡ではNURO光以前よりも早く展開されています。

NURO光の卸し受けNURO光系回線

光コラボの最大通信速度は1Gbpsが限界と言われているのは、光コラボに使用している光ファイバーがフレッツ光を使用しており、フレッツ光の現在の仕様上、通信速度が1Gbpsを超えることができないからとされています。しかし、NURO光などのフレッツ光以外の光ファイバー網を使ったインターネットでは従来の通信速度を超える2Gbps以上が実現されています。

光コラボはフレッツ光を通信事業者に卸売りという形で提供しているインターネットですが、光回線の卸売りはフレッツ光だけが行っているものではありません。実をいうとKDDIやNURO光も通信事業者に自社の運用する光回線の卸売りを行なっているのです。

NURO光や一部のCATVでおうち割やauスマートバリューが使えるのは、自社の光回線や電話回線を使った電話サービスを提供することで顧客を拡大させることができるという理由からなのです。

「ネクスト光」「Swift 光」「Cひかり」「ひかりdeネット」の4社はNURO光の光回線を使用していますが、それぞれが自社の運用サービスとして運用されているため、基本は同じですが各社がNURO光とは異なったサービスを提供しています。

静岡県のネット12社料金比較

今回は1Gbps以上の料金コースを中心に紹介します。ネットの料金は手数料+工事費用の「初期費用」と「月額利用料金」に分かれます。ここでの比較は一般的な新規申し込みを基準としており、基本料金を各社ごとで比較しています。転用や乗り換えで発生する費用、オプション料金などは含めず、ポイントとなるサービスは備考として追記しています。

充実したサービスの光コラボ

光コラボは大手プロバイダの参入による品質と信頼感の高さも第一ですが、良心的な価格設定とユーザーが使いやすい充実したサービスが人気の理由です。スマホのセット割を代表に、豊富なラインナップと新規特典はネットを快適に使いたいと望んでいるユーザー側の目には魅力的に映ります。

工事費無料の@スマート光（最低利用期間にだけ注意）

手軽なインターネットを掲げた光コラボは使いやすく低価格・豊富なサービスを用意したネットが多く、工事費無料や初回割引などの初心者がネットを始めやすい環境を提供してくれています。@スマート光は業界最安値の月額料金に加え、工事費無料といつでも始められるネットとして注目したいポイントです。その代わり、最低利用期間（24ヶ月）内で解約すると20,000円の高額な違約金を請求されるので注意が必要です。

自分の環境に合わせて選べるのが光コラボの利点

大手プロバイダであるOCN光、@nifty光、ビッグローブ光はユーザー人気も高く、手頃な料金で安く使いやすくを目指したサービスを提供しています。しかし、それぞれのプロバイダにはセット割の有無や割引適用時・非適用時の料金の落差、契約解除時の高額な違約金など分かりやすいデメリットもあるのでネット選びの際には自分の利用環境や利用期間とは要相談です。

他社からの乗り換えならソフトバンク光がダントツおすすめ

ソフトバンク光は住居タイプに限らず工事費用が統一されており、一見高額に見える工事費用も転用時は手数料のみ。他社のネットからの乗り換え時には他社で発生した違約金を最大10万円補償のキャッシュバックに加えて、ソフトバンク光の工事費用もキャッシュバックか月額割引で還元するというサービスを実施しています。

ドコモ光はドコモのセット割が使える唯一のネット

ドコモ光は現状唯一のドコモのスマホ代を割引できる唯一のドコモ光セット割対象のネットです。プロバイダも好きに選べるという特徴もありますが、光コラボの中では月額料金は割高です。

地域限定の電力系独自回線とNURO光回線

静岡県・中部地方ではauひかりはサービス提供エリア外です。そのかわり、KDDIのグループ企業であるコミュファ光がauスマートバリュー対象として現地ではauユーザーに高い人気があります。2G以上の高速通信サービスを使いたい人には、NURO光を始めとしたNURO回線系の5社も選択肢に挙がります。

auひかりとは違った使いやすさのコミュファ光

KDDIグループのコミュファ光はauスマートバリューを始めとした、独自の割引制度を実施しています。戸建のホームタイプ限定で初回割引や長期割引などが用意され、工事費無料やソフトバンク光のような他社からの乗り換えキャッシュバックなど新規向けの充実したキャンペーンが特徴です。そのしわ寄せで割引の種類が多く、それぞれに設定された契約解除料、キャッシュバック条件が厳しいほか、月額料金が住宅タイプに関係なく統一されているのでマンション住まいには割高となります。

同じ光回線でも5社で異なるNURO光系

静岡県で本命と言えるのがNURO光。最大通信速度10Gbpsも可能で無料LANルーター、5台まで使用可能のカスペルスキー込みの料金は品質・コスパを両立させた理想的なネットです。高額な工事費用も31ヶ月継続利用なら実質無料となり、更に公式ではプレゼントキャンペーンなども充実しています。

そんなNURO光の回線を使ったネクスト光、Swift 光、Cひかり、ひかりdeネットの4社もNURO光を基盤とした各社が異なるサービスを提供しています。

NURO光系回線5社の比較

ひかりdeネットは静岡県のCATV会社「TOKAIケーブルネットワーク」が運営するネットです。他3社はPowerted by NUROとつくように、言わばNURO光版光コラボです。

まずひかりdeネット以外を見て行くと実質無料キャンペーンがあるものとないもの、契約プランが2年のみと単年に分かれたものなど微妙な違いがあります。3社はカスペルスキーが有料で共通しており、Swift 光以外は契約解除料が20,000円と高額です。月額料金も基本的には若干高くなっており、いかにNURO光が優れたネットかが浮き彫りになります。

次にCATVが母体のひかりdeネット。こちらは初期費用が圧倒的に安く、工事費実質無料がなくても十分なほどの価格です。更に最低利用期間1年という契約期間のため、25ヶ月目以降は更新月を気にする必要が無いのもポイントです。最低利用期間内の契約解除料は30,000円と高額ですが、わずか1年使えばそれもないのですから気にする必要はほぼ無いと言えるでしょう。

更にセット割に注目するとひかりdeネットはケーブルプラスとケーブルライン対象のネット（CATV）であるため、おうち割とauスマートバリューが使えるというのも大きな特徴です。ひかりdeネットは1Gと10Gの極端なコース分けでもあるため、ここまで本家のNURO光と大きく違えばもはや別物です。

NURO光は本家がおすすめ

結論から言うとNURO光回線は本家のNURO光が一番おすすめです。同じ地域で使えて料金も安くサービス面で上位のNURO光を選ばない理由が見当たりません。提供エリアは5社とも同じエリアですので、あっちが使えてこっちが使えないという状況はほぼ考えられません。

また、NURO光は2019年3月以降より10Gs／6Gsの開始を予定しています。静岡県での利用はまだ当分先の話となりますが、キャンペーンの充実したNURO光から始めるほうが得策ではないでしょうか？将来的な高速通信サービスを視野に入れるならNURO光からの利用がおすすめです。

あえてNURO光以外というならひかりdeネットの初期費用、最低利用期間の短さ（本家は31ヶ月）、使えるサービスが候補に挙がります。1Gコースが従来の光回線よりも高いので、10Gコース目的やauユーザーならNURO光よりもお得感が上がります。

静岡県のネットはどこがおすすめ？

静岡県のネットは光コラボ、独自回線、CATV、WiFiと様々な種類のネットが使えますが、回線の品質や料金面でのコスパを考えると光コラボと電力系・NURO光系のネットがおすすめです。では、今回比較紹介したネットの中からどれを選べばいいのか？セット割や特典なども考察していきましょう。

スマホのセット割比較

光コラボではauスマートバリューがセット割の最大勢力ですが、今回の比較ではおうち割対象のネットが上回りました。ソフトバンク光の対象ネットは基本的にはソフトバンクかYahoo!のネットとNURO光だけですが、ケーブルラインに加入しているCATVもおうち割対象となっており、静岡県はそれに該当するネットが多い地域です。

NURO光系はワイモバイル対象外

おうち割はキャリア以外にサブブランドのワイモバイルにも対応しており、割引適用数、最大割引額、プレミアム特典もソフトバンクキャリア同様に使うことができ、おうちでんきにも対応しているなど柔軟性が特徴です。ただし、みんな家族割+などの一部のサービスやNURO光回線でのおうち割はワイモバイルは対象外というデメリットがあります。

セット割はないが安さがポイントの@スマート光

残念ながら@スマート光はどのセット割にも対応していませんが、逆に考えればネット代が安いから「会社にこだわらずにスマホを選べる」というメリットとして受け取れます。

キャリアと格安SIM、どちらのセット割を選ぶ？

キャリア以外に格安SIMに対応しているネットは@nifty光、OCN光、ビッグローブ光の3社です。このうち2つはauスマートバリューも共通しており、キャリアと格安SIMどちらのユーザーでも割引が利くというメリットがあります。対してOCN光は自社SIMのみにしか対応していません。

ドコモユーザーは格安SIMも選択肢のうち

ドコモ光セット割は現状ドコモ光専用の割引となっており、割引適用までに利用年数や半年間の利用料金総額に左右されるという新規には厳しい条件があり、いまいち使い勝手が良いと言い難い印象です。ドコモユーザーはドコモ光で割引を適用させるのが最善だとは思いますが、キャリアにこだわらなければドコモ回線の多い格安SIMでほかのネットを使うという選択肢もあります。

ドコモ回線の格安SIMも選択肢に入る？

NifMoやビッグローブモバイルはドコモ回線を使用しており、ビッグローブモバイルのタイプDはビッグローブ光の光☆SIMセットの対象回線です。格安SIM派やドコモユーザーならドコモ回線を使った格安SIMのセット割も選択肢にいれるのもアリです。

ひかりdeネットのセット割はソフトバンクが若干お得

NURO光回線は基本はおうち割一択ですが、ひかりdeネットはauスマートバリューも選べるという利点があります。ひかりdeネットの申し込みを検討している人でおうち割とauスマートバリューのどちらを選ぶべきか迷うと思われます。

迷った時は使えるサービスから選んでいくのがベストです。電力サービスのセットも考えている場合、ひかりdeネットからはソフトバンクならおうちでんきが使えますが、auの場合はauでんきが使えません。このように使えるサービスを比較して選んでからでも遅くはないでしょう。

基本はキャリアで合わせたネット選びがおすすめ

今回比較した静岡県のネットで個人的におすすめなのがスマホのセット割に対応したネットです。ドコモユーザーはドコモ光しか対象回線がありませんが、新規の人は割引適用条件が厳しいという特徴があります。それなら割引に頼らずともネット代が安い@スマート光にして別の部分で節約してしまうのも方法です。

また、格安SIMを使ったネット選びでも割引のあるビッグローブ光や格安SIMの申し込みでキャッシュバックが見込める@nifty光という選択肢も十分アリです。auスマートバリューの対象でもある2社ならキャリアに変えた場合もセット割を使えます。

スマホとネットの乗り換えを考えている場合、ソフトバンク光ならネットもスマホも違約金を補償してくれます。他社のサービスが自分に合わないと感じたら、丸ごと乗り換えができるのでおすすめです。

ソフトバンク光は代理店がお得

ソフトバンク光は代理店から申し込むのがお得です。実はソフトバンク光の正規代理店では公式キャンペーンを使うことができ、代理店のキャッシュバックと公式の乗り換えキャンペーンを同時に使うことが可能です。これを利用して他社からの乗り換え補償とキャッシュバックを合わせれば総額10万円が事実上は現実的になります。

もしも乗り換えを検討しているならソフトバンク光の代理店をぜひ利用してください。そのほか、今回紹介したネットのおすすめ代理店も紹介していますので、ネット選びの参考にしてみてくださいね。

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